いやー暑い暑い。今月いっぱいは残暑が続きそうです。国家と歴史を読み終えました。こういう本が出るのも、中韓からひっきりなしに歴史認識、過去の謝罪をことある毎に言われ続けられているからでしょう。歴史認識は同じくすることは多分できないことと思いますが、過去の謝罪についてはなかなか微妙だと思いますね。村山談話、河野談話、小泉談話と内閣からは謝罪に関する談話が出ましたが、少なくとも日本政府は侵略戦争ということを認めていないので、中韓が納得することは未来ありそうにないですね。20世紀までは左翼が言論を強く張っていたので、中韓の言い分を真摯に聞くみたいなところがありましたが、この頃は保守派の巻き返しがじわじわと大きくなってきて、おまけに領土問題がからんで、簡単に中韓に頭は下げんぞという雰囲気もあり、ますます戦後の歴史問題は混沌としそうです。新書という分量の中で戦後史がコンパクトに語られている本でした。
「国家と歴史」波多野澄雄 中公新書
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