活字日記

毎日読んだ活字系(雑誌、本、新聞、冊子)を可能な限りレポートします。

【4月26日】

2011-04-26 | 新書

副題が我々の世界は本当に三次元かという「余剰次元」と逆二乗則の破れを読み終えました。現宇宙に存在する4つの力のうち、弱い力、強い力、電磁力は三次元の範囲で到達しますが、もっとも作用の弱い重力は次元を超えて及んでいるらしいというのがこの話です。それには万有引力の法則がどのレベルまで真であるかを実験的に調べる必要があるということで、著者もそれに取り組んでいます。万有引力の法則が破れた所に余剰次元がコンパクト化されている証拠を見いだそうというのです。もちろん、我々の目から余剰次元を見ることは不可能です。でも想像するだけで(素人ながら)面白いと思います。

「「余剰次元」と逆二乗則の破れ」村田次郎 ブルーバックス

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