ドン・キホーテ前編(一)を読み終えました。妄想のままに通りかかる人たちに騎士道をふっかけるドン・キホーテは常人から見るといい迷惑でありますが、言っていること自体は道理なのでありますね。なにしろ騎士道の世界、日本でいえば武士道の世界でものを見ていますから、正義の固まりみたいなものです(もっとも最近は正義とは何かが話題ですが)。でも言いがかりだろうと詰め寄られた人たちは思うのです。ある種滑稽のストーリーなのですが、面白いです。
5日がめぐってきました。ビックコミックオリジナルの日でありまして、巻頭は深夜食堂。岳、三丁目の夕陽、深夜食堂がベストスリーですね。次点が黄昏症候群、はぐれ雲というところ。
「ドン・キホーテ前編(一)」セルバンテス 牛島信明訳 岩波文庫
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