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Fleur de sel 塩の華

フランス ボルドー コニャックも近いラロシェル海辺の家でオーガニック素材 新鮮な海と土地の幸の健康料理ご紹介致します。

たこマフィン( オーブンたこ焼きかな?)

2008-01-22 23:16:22 | 魚貝料理 poissons
此方でも蛸(たこ) 季節によって見かけます。小さい蛸。小さなやり烏賊の大きさかな。
今日はスーパーのお惣菜屋さんの前を通ったら蛸の脚 茹でた物の微塵切りがお買い 得品。これは冷凍品解凍したもの? 少々不安に聞いたら 生もの茹でた物ですよ。でもあまりフランス人の好みではないでしょうね。私は是非。




娘と私の夕食。(昨夜 プログはいつも書くの一日遅れになってしまいます)
たこ焼き風マフィンを作りました。材料はたこ焼きのものなのだけれどオーブンでミニマフィンの型で 引っ繰り返す楽しさも味合わずに焼いてしまいます 。

本音を言って私は関東生まれ育ち で たこ焼きもお好み焼きも 母に作ってもらった覚えも無く 殆ど食べた事も無く 私の記憶の料理ではないので作ろうにも。
味に覚えが無いので自信なく作れません。
味に覚えがないというのは大変なことですよね。

私の義姉 帰国した時に私のためにとっても 美味しいお好み焼き作ってくれました。此方に戻って来て作ろうかとも思ったけれど 美味しい思い出は壊さないように 又美味しいお好み焼き食べに帰国するんだ との思いを心の底に貯めている方が幸せ。 絶対敢えては作りませんよ。
 
私は海外に住む年月 日本で過ごしていた月日よりはるかに多いし 悲しいけれど 日本料理は母の料理本当に古風なものしか作れません。本当に私が舌で心で味わった心底の味しか。



話は変わるけれど

お昼は娘と二人きり

 蛸スパゲティでした

   材量

 蛸
 エシャロット 
 大蒜
 ドライトマト
 白ワイン
 唐辛子
 セロリ
 ローズマリー
 オリーブオイル
 ほうれん草の若芽
 塩
 こしょう (ローズ)
 
で作ったものでした。

皆様大体ご想像できると思うので詳細は省きます。



 少しやはり蛸 にんにくの利いたビネグレットにマリネ サラダにも。サラダには
ほうれん草の若芽にロケット。 に
瓶詰めだけれどホワイトアスパラガス。昨日御友達が急に見え開けた物の残りを添えました。



ところで肝心な蛸マフィン




味の素社の料理レシピでたこ焼きの作り方調べました。でもオーブンで焼くので一寸変えて。

 材量
A
  小麦粉 1、5  カップ
  水 2、5 カップ
  本だし 小1 
  卵 2
  塩 醤油
  こしょう
  ベーキングパウダー 小匙スプーン1/2(これはオーブンで焼くので加えてみま  した。)
  

B 茹蛸 250g
  葱 1/2 本
  紅しょうが
  揚げ玉(私は無かったので市販の Oignons frits 玉葱のドライフライを利用)
  鰹節

A を滑らかに混ぜB の材量を加え前にもご紹介したことあるシリコンミニマフィン型に小匙1/2ほどのオイルを入れその中に7文目ほどに具を流し200度の温めたオーブンで17分ほど焼く。

オーブンから出し 青海苔 ソース などで味付けどうぞ。

やはり引っ繰り返しながら楽しんで食べるのが本来でしょうね。
それにオーブンで焼くと一寸乾き気味です。

でも冷えたもの 電子レンジで温めて食べると 温めて即はふわっとして美味しいです。一寸お腹のすいたときのおつまみで美味しいと思います。

私 今日の朝食に残りをコーヒーと楽しんでしまいました。(笑)


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薄切り鴨肉の葱ロール

2008-01-21 23:27:51 | 肉料理 Viandes
薄切りの赤身の鴨の胸肉を今とても美味しいポロ葱に巻いて今日は日本風な味付けで仕上げました。



此方のポロ葱 今最高に美味しいです.オーブンで焼いて(いわゆる焼き葱)使おうとも考えたけれどとろっと とろけ具合の葱にカリッと 焼けた鴨の組み合わせの方がと思い葱は気長に塩を入れた湯の中で柔らかくなるまで煮 水きりをしておきました。この茹で汁は美味しいので後でスープの出しに活用すると良いです。



鴨の胸の薄切り 麺棒で一寸叩き 更に薄くします。塩 こしょう。 このお肉割りと小さく長さも短いのでポロ葱も6cmほどの長さに切ってから茹で くるくるっと巻いて楊枝で留めます。

後はサラダ油を熱したフライパンで全面を焼き 脇に醤油 味醂 生姜の絞り汁 大蒜の卸した物 片栗粉 混ぜたものを用意 綺麗な色がついたら一度取り出し汁を温めその中に。綺麗に絡まるように煮詰めるだけ。ポロ葱の茹で汁で濃さを調節。甘味のお好きな方は砂糖を追加。好みで山椒又は唐辛子を入れても美味しいですね。



葱が柔らかすぎるのか?私の包丁が切れないのか?綺麗に切れていないけれど(苦笑)断面はこんな感じです。



付け合せにしたものは大根ではなく黒大根 Radis noir 。大根と異なり とても固く包丁で薄く切るのは困難なのでスライサーに頼りました。塩で軽くもんでから 皆さんのように柚子は無いけれど 日本から持ってきた乾燥柚子の皮を自家製の林檎酢に浸したもので合えました。日本ならポン酢ですね。
この黒大根はとても肝臓に良いとお酒の好きな方にはエキスを飲む様にとアンプルで売っているほどなのですよ。一寸ピリッとした味でわが家族大好き おつまみにどんどん食べてしまうものです。お酒飲まない時でもね。(笑)
そしてとても健康的な(芹ですものね)私の大好きなクレソン。これもピリッで甘辛の鴨のお味を引き立てます。



もう一つの一品は昨日のスパゲティを食べた際のボロネーズソース(ミートソース)が残っていたので 豆板醤を加えマーボー豆腐もどき。
ミートソースは便利ですよね。多めに作り冷凍する事在ります。 メキシカン料理もラザーニュも ムサカも このおソースがあると即出来ますものね。



デサートはさっぱりオレンジ。小さいのはコルシカ島のクレマンティン。葉がついていて風情もあるし酸味と甘味がバランスの良い家族皆の好み。もうじきで季節が終わってしまうので頑張って毎日食べています。普通のオレンジも今が旬 私の冬場の朝食。そしてこの中が赤いその名もサンギーヌ(sanguine 血からきています)スペイン産 酸味が一寸だけ強いかも。ゼリーなど作るととても綺麗な色に仕上がります。

昨年オレンジマーマレード沢山作ったけれど好評で全部無くなってしまいました。今年は如何しようかなと今横着心を乗り越えきれずに迷っています。




更新とコメント下さった皆様へのお返事遅れています(明日にでも 御免なさい。)実は先週の水曜日の雨風強い嵐めいた夜 次女と二人でスリラーのDVDを(LEMMING レミング 二人の女優シャルロット、ゲーンスブールにランプリングの好演の2005年の話題作でした)見ていたらパタット電気が消えてしまいました。キャーと言う叫び?
もちろん電話も。次女が電気会社にポータブルで電話をしたら別に電源に異常は無いとのこと.お隣さんは明るいし。主人は何日か旅行中なので二人で心細く寝てしまいました。翌日友達のご主人が検査してくださったのだけれど家の大半分には何故電気が無いのか解らず仕舞い。ともかく冷蔵庫を救うために家の端の電源からコードを引くことに。その次の夜にやっと頼み込んで電気屋さんが(なかなかフランス来てくれないのですよ)ようやく家に火が灯るようになりました。電源の一つが水に当って回線を切ってしまったよう。
蝋燭の夜もロマンチックだけれどでも電気が無いとやはり本当に困ってしまいますよね。


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ローストポーク 林檎ソース その翌日

2008-01-15 15:33:09 | 肉料理 Viandes
日曜日の御昼に作ったローストポークの事今日になって書いています。



日曜のお昼はローストと言う気分になっている我が家の雰囲気。温かいローストを切り分けて一緒にオーブンで香ばしく焼けたおじゃがをつつくのが日曜日。

林檎が残っていたのでまたまた林檎ソースを作りました。呆れていらっしゃるかも知れませんね。御免なさい。チキンブイヨンを入れて作ったので色が一寸悪いです。クスン。今日の林檎ソースのレシピは此処を。美味しいグレイビーソースも在りますよ。でも写真には。先頃一寸疲れているような私です。




ロースト 鶏 ポーク 子羊にしてもじゃが芋と一緒に同時に仕上げるのはやはり一寸のテクニックが在ります。私の古い古い伴侶半ば壊れかけたオーブンは中で火が回転するもの。そのおかげでまあこなす事が出来るけれど。

じゃが芋オーブンで焼くと美味しいのですよね。我が家ではお肉より先に無くなってしまいます。いつもそれは沢山作るのに。
今日はサイコロ切り。輪切りの事も多いけれど。
切り方を代えると味も微妙に変化します。


ローストポーク残ってしまったので今日火曜日の御昼はポークサラダに。
写真では判らないけれどピーナッツの刻んだものを入れて一寸甘めのインドネシア ガド ガド サラダのソースに近いもの。私このソースは好み。ガド ガド サラダは茹で野菜モ混ぜるのだけれども冷えてしまったローストポークのサラダにはぴったり。ソースのレシピは此処をご覧下さい



そして食卓に出てきた瞬間皆がキャッと喜んだもの。

じゃが芋のスパイスオーブン焼き。
簡単なのですよ。我が家これだけお肉要らなくてもサラダもりもりで喜んでしまう一品です。今日の写真はかなりぶれてしまったので前にこしらえた時の写真に切り替えました。御免なさい。でも同じくこのような出来上がりでした。(この写真もぶれていますね。ああ写真もっと勉強しなくては。)



前にもレシピ載せたけれどもう一度。

 材量

*じゃが芋 1kg 身のしっかりした崩れない物。
*オリーブオイル 大1
*小麦粉 大2
*パプリカ 多目の大1 +
*にんにく 1片 すり卸し
*プロバンス混合のハーブ (無ければ私のようにローズマリー オレガノ タイム等フレッシュな物 微塵切り 又は乾燥のものでも混合)大1
*塩(薄めに)胡椒 

 作り方

1 じゃが芋は皮を剥きまず縦に2つ切り。その後おのおのを3つに切り。
2 じゃが芋と上の香料をを大きなプラスチックの袋に入れ全部が良く混ざるまで振る。
3 チキンブイヨンを1/2カップ用意する。
4 2で混ぜた物に3のチキンブイヨンを被せ200度に温めたオーブンで約30-40分。

締め括りの今日のチーズはニューシャテル。ノルマンディー産。一寸塩気が効いています。でもハートの形が可愛いでしょ?




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一杯の烏賊を使って

2008-01-13 22:39:57 | 魚貝料理 poissons
今日のお料理



最近食欲が無く家族のみに料理を作っていました。 前日は嵐 今朝はそれこそ晴れ上がって空気の透明感 新鮮さ。極寒かったけれど気分転換にこのところご無沙汰のマルシェに出かけました。何も購入せずぶらぶら散歩。
買ったものは こう烏賊 一匹だけ。捌く前の写真を撮るの忘れたけれど この上の写真は?



割りと大きい750gの烏賊でした。お魚屋さん卸す? そのままでいいわ。
私 烏賊卸すけれど 恥ずかしながら わたとか墨とか使った事が無いので今日こそは試したくて。
烏賊刺しも 作った事ありませんでした。(日本では 母が料理してくれたし)烏賊イタリアン風 又はフライ以外にはあまり家族の好みでもないし。私は烏賊に狂うのだけれど仕方ありませんよね。

今日は敢えてヨーロピアン的 なでも東洋風の心を添えた烏賊のお料理。

烏賊の刺身は如何したら一番美味しいか良く判らないので 既に柔らかい烏賊だけれどインターネットでこつを学びました。
烏賊を開き薄皮を剥ぎ 表側は斜めに 碁盤5mmの包丁を半ばまで入れ 引っ繰り返し 今度は 縦 横 今度は直角に 同じように切ると その後お刺身にするととても食べやすいと学びました。皆さんご存知でしょうよね。私烏賊の刺身は初めて作ったので知りませんでした。苦笑

写真には載せていないけれどそのまま山葵とでも食べましたよ。一番食べたかった物だし でもいつもの如く一寸又軌道に外れて試してみました。

これはキーウイソース。キーウイと帆立貝の相性が良いのは皆さんご存知。海の幸を入れたサラダにはキーウイとか苺を使った酸味とフルーティな甘味のソースも美味しいものです。で 。

 キーウイ
 大蒜
 わさび
 レモン汁
 塩
 胡椒
 オリーブオイル

好みの加減でブレンダーで混ぜたソースです。
周りの野菜(今日は冬に美味しいマッシュ。とても柔らかい葉でふんわり)には普通のビネグレットソースをかけて。

これはオードブルサラダとしてパンと食べるのが良いなと思いました。




柚子とんからしベースの甘酢味噌仕立て。

 味噌
 味醂
 だし汁
 自家製林檎酢
 醤油
 柚子とんからし
 胡桃オイル(胡麻油を切らしていたので)

これはやはりご飯と。でもパンとも意外に合いそうです。
同じく周りのサラダにビネグレットソースをかけると。和洋混合 割りと満足。



烏賊墨のイタリアンパスタを作りかったのが始めの思いでした。でも烏賊を捌こうと思ったとき墨袋すでに 破けていて洗い始めから墨が流れ始め がっかり 次回購入の機会に延長する事にします 。

でも わた はしっかり確保。

わた と げそ と えんぺら を炒めてみました。

 烏賊わた げそ えんぺら
 エシャロット
 大蒜
 コニャック
 パセり
 レモン汁
 オリーブオイル

オリーブオイルを熱し エシャロット大蒜を 炒め 烏賊わた 皮を取り除き馴染むように混ぜ げそ えんぺら を加え コニャックを少し加え フランベ。
パセリの微塵切り とレモン汁 を好みの量かけて 即お召し上がり下さい。



いつも私烏賊は嫌いと言う次女にスモークサーモンのサラダを用意しました。

ところがところが。。。。

今日のトローンと甘い生烏賊に彼女もその魅力にとろけてしまったみたい。
初めて烏賊を好んで食べている娘を見て私幸せでした。

でも一番の彼女の好みは? げそとわたの炒めた物。私 意外 吃驚。



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鋭(えい)のケーパーソース2つ風味

2008-01-11 23:28:53 | 魚貝料理 poissons
あっさり味覚のお魚の料理 皆(私が?)食べたいのではないかと思いました。
鋭(えい) を使って。



鋭 日本に住んでいた時には食べたことありませんでした。此処ラロシェルに住み始めた時点でも何となく敬遠していました。

この土地の住民の方々 このお魚大好物。魚が大量に水揚げする港だけれども 遠くから来るもの そして近海で獲れる物。鋭は近海産。お魚屋さん美しいピンピンのこのお魚自慢そうにいつもお勧め魚の一つです。(季節 水揚げの時期もあるけれど)

この土地で生まれたお隣の奥さんの 大好物。もう90歳ほどになるのだけれど若い時から健康には気をつけたマクロビオティックな料理。彼女はオーブンに入る耐熱グラスに入れ 塩 こしょう タイム ローリエなどの香料を振りアルミホイルで蓋をしオーブン蒸し煮。蒸し焼きができた時にフレッシュな土地のバターを載せ 熱々のじゃが芋をサービス。マルシェで出会う時彼女の買い物籠を見てこのような作り方いつも聞いていました。それでも私には珍しく 何となく買わなかったお魚。

ドイツに住む義姉が来るたびに食べたいと注文する魚の一つ ドイツでは食べられないからといつも来るたびに頼まれ。 
いつの日にか私の献立にのるようになりました。身がさっと骨離れするので娘達にも好評です。

本当に小ぶりなものは小麦粉を軽くはたいて オリーブオイルで大蒜 パセリ エシャロットで焼き上げレモン汁で食べるのが一番乙なお味。骨もこりこり食べられます。

今日は中ぶり やはりポッシェ(ブイヨンの中で煮る)が良いと。

前にも書いたけれど ラロシェルについて初めて出会った有名人の魚屋のおばあさんメリーに教わったやり方。塩と極きつめの胡椒をローリエを加えた水の中に魚を入れ静かに静かに煮立たせ沸騰したらあくを取り火を止め蓋をしてそのまま20分蒸らす。が私の魚のポッシェの方法です。鋭の場合はレモン汁を少し入れるとさッツパリ仕上がります。

上の写真は薄皮を取りケーパー入りのビネグレットソースをまだ温かい鋭にかけて賞味。

 ソースは

*マスタード
*レモン汁
*大蒜の摩り下し
*オリーブオイル
*醤油
*塩
*胡椒
*玉葱とパセリの微塵切り
*ケーパー




残り半分はにんにくエシャロットをバターで炒め ブイヨンほんの少量に マスタード 白ワインを加え パセリと庭に少し残っていた チャービルを加え 軽く煮込み コンスターチで軽くとろみをつけたソースで覆いました。最後に ケーパー、レモン汁。

材量は同じ様なものだけれど 温度の差 下のお料理の方が温かいし 味は微妙に異なり 2つの味を楽しめました。

付け合せはやはり茹でじゃが芋が一番と思います。


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