Fleur de sel 塩の華

フランス ボルドー コニャックも近いラロシェル海辺の家でオーガニック素材 新鮮な海と土地の幸の健康料理ご紹介致します。

ズッキーニ 、ズッキーニ、ズッキーニ レシピ

2007-07-09 16:17:52 | 野菜 ベジタリアン料理 Légumes
ズッキーニはこの数年一年中通して出回っています。洗うのも手早なら料理も。そんな所が魅力で流通が高まっているのでしょうか。そして今の季節は土地の物が本当に安く出回っています。フランスで今一番経済的な野菜かも知れません。



今日全部作ったわけではないけれど最近ズッキーニのお料理多いです。だってやっぱり安いから。主婦としては ね。
まずは

じゃが芋とズッキーニと青チーズのガレット(グラタン?)。

キッシュの皮の無いもののよう。これは割りと厚めに焼きました。青チーズはオーベルニュ地方のブルー ド オーベルニュ。あまり舌にピリッとする青チーズではありません。ローズの胡椒の荒挽きを沢山沢山入れました。

 材料

じゃが芋 300g 茹でて輪切り
ズッキーニ 300g 輪切りして電子レンジで一寸チン
玉葱 1/2 微塵切り
大蒜 1片 微塵切り
バター 少量
パセリ 微塵切り 大2
ブルーチーズ 100g(好みで増加) フォークで潰しておく
卵 3
生クリーム(ローファット)100cc
牛乳(お好みで豆乳でも)200cc
コーンスターチ 20g
塩 胡椒 オールスパイス又はナツメッグ

 作り方

1 じゃが芋とズッキーニがまだ熱いうちに玉葱と大蒜の微塵切りを加えバターを少量加えよく混ぜ 塩 胡椒で味を整える。
2 卵と生クリーム牛乳コーンスターチをよくかき混ぜ 潰したブルーチーズ パセリを加えオールスパイス 塩(ブルーチーズの塩加減を考えて控えめに)胡椒(荒挽きを沢山)
3 バターを塗った型に(私は抜き易いこと と バターの節約にいつもクッキングペーパーを敷きます。)1をいれ2の卵液を注ぎ180度のオーブンで40-45分ほど焼く。

私はいつも目分量で計らない料理です。加減を見て御調節くださいね。材料に土地により異なるし好みも在りますし。私はお行儀悪いけれど指先で触り味わって加減をするのです。(苦笑)






丸ズッキーニファルシ 赤黄オレンジパプリカサラダとクーリー

これも先週作った物です。ズッキーニの中身とベーコン 卵と生クリームグルイエールチーズの簡単な物だけれどスフレほどではないけれどちょっぴり膨れて熱々に食べるととても美味しい物です。一寸焦げたように見えるけれどそうでもないのですよ。(笑) 前に作り方ご紹介したので此処をご覧下さい。
今日はトマトクーリーではなく赤黄オレンジのピーマンを焼いて皮を剥き 塩 胡椒レモン クミン レモン オリーブオイル で味を整えたもの。この焼いたピーマンのサラダはオードブルにとても美味しい物です。アラブ。クスクスのお店に入るとよく突き出しにこの冷たいサラダオリーブと共に出してくれます。

クーリーもこのサラダをミキサーにかけただけ。トマトとは又違った美味しさだと思います。これもクミンを効かせてくださいね。

コーリアンダーを添えるのが私好み。



ヨーグルト使用のガレット

またまた一番上のものと同じと思うでしょう?これも先日蒸かしたジャガイモが残っていたのでズッキーニとガレットに。

異なるのはブルーチーズは入っていず生クリームの代わりにプレーンヨーグルト 1に代え 豆乳使用 グルイエールチーズを80gそしてパセリの微塵切りを沢山入れたこと。ヨーグルトの酸味で一寸さっぱりしていますよ。これも下にクッキングシートが敷いて在ります。テフロンの型は傷つきやすい物ですものね。



このようなレシピも前にご紹介をしました。宜しかったらどうぞ。

黄色の丸ズッキーニ 豆腐ファルシー トマトのタピオカソース

じゃが芋とズッキーニの軽いグラタン

丸ズッキーニの 海老 甘酢あんかけ

ズッキーニのチーズ焼き

丸ズッキーニ、赤ピーマン、黄ピーマン、茄子のファルシー

ズッキーニの香辛料の効いたグラタン

ズッキーニの船に乗って

牡蠣とズッキーニのクリームソースにバジルパスタ

ズッキーニばかりで御免なさい。でも又他にも出てくるかもしれませんよ?(笑)
一つ付加えましょうか? 我が家の主人ズッキーニ 沢山入ったおみおつけの大フアンです。


下のプログのランキングに参加しています。下のマーク クリックして応援してくださると とても幸せに思います。
そしてコメントとても楽しみに待っております。

にほんブログ村 料理ブログへ


アボカドのムース

2007-07-08 19:58:28 | オードブル Hors-d'oeuvre
アボカドのムース。中には相性のよい海老と赤ピーマン(パプリカ)が入りとても美味しいオードプルです。



本当はテリーヌにしたかったのです。綺麗な切断面をお皿の上に表現できたらと思って。でもゼラチンが少なめなのでアボカドの柔らかいムースに入っているパプリカも海老も反発。ムースと一緒には綺麗に切れてはくれませんでした。大崩れ。(涙)
今日は2度目の挑戦でした。でもこのねっとりでもとろけるような口当たりはとても美味しいと思ったのでラムカンに入れて固める事に。残念ながら切り口中味はお見せできませんが。(笑)

下の写真は1度目の失敗した物。(お味は同じなのだけれど)長方形のタッパーでテリーヌのように固め 型抜きして さあ切るぞと意気込んだけれど 見事失敗。結局スプーンを利用してこのように盛り付けました。ミントの葉ととても良く合うのですよ。


 
 材料 たっぷりの量には4人分少なめなら(ラムカンでは6つできました)6人分

*アボカド 3
*レモン 1
*生クリーム(ライト)12.5cl
*セロリの微塵切り 4cmほど
*板ゼラチン 4枚 8g
*茹で海老 150-200g
*パプリカ 焼いて皮を取り除いた物 小1(2度目の時には時間がなく瓶詰めの物を*横着にも使用。(苦笑)でもピクルスの味で好評だったけれど.皆様もお試し下さい。
*野菜のブイヨン 10cl
*塩 胡椒
*カイエンヌ(好みで)

 作り方(今日のようにラムカンで固める場合)

1 水でふやかしたゼラチンをよく水切り 沸騰させたブイヨンの中で溶かす。
2 アボカドの皮と種を除きレモン汁を加え フードプロセッサーでよく攪拌する。
3 2 に 1を加え 生クリームも加え セロリの微塵切り(好みでパセリの微塵切りも)パプリカと海老の小さめ切りを加え 塩 胡椒 好みでカイエンヌを加えラムカンに流し冷蔵庫で最低4時間はかけて固める。



トーストパンと食べるのがお勧め。

先頃アボカドがめちゃめちゃに安いフランスです。もちろん中近東 北アフリカよりの輸入物でけれど 水っぽくなくて美味しいです。完熟したら冷蔵庫に入れれば大丈夫なんて言われ 買いすぎて。でも2回作りなおせたけれど。(笑)



下のプログのランキングに参加しています。下のマーク クリックして応援してくださると とても幸せに思います。
そしてコメントとても楽しみに待っております。

にほんブログ村 料理ブログへ


レ島ってどんな所? 一緒に散歩しましょ。1

2007-07-05 23:26:54 | 私の住む街とフランスの紹介
もう1月前になるけれど 6月初旬 夏の観光の季節には程遠いまだ静かなレ島訪れました。それも朝早くまだ街は目覚めていない時間に。レ島には絶対に欠かせない景色立葵(ローズトレミエール)はまだ蕾固く華やかさにはもう一つだったけれど 思う存分この島の良さを味わえるのはハイシーズンを一寸ずらしたこの時期ではないかしらとも思ったり。




ラロシェルの中心から車15分ほどで島の入り口まで到着。右の Pont(橋)に。20年ほど前初めて訪れた時にはまだ橋はなく海風に当りながら船で渡ったものです。

バカンスに 休養に訪れる人々は沢山。
レ島の魅力ってなんでしょうね。

光の強さ、海洋性気候(ミクロクリマ)、青い海 白い帆船 葡萄畑 に有名なじゃが芋畑が平和風景に広がっているからかな? じゃが芋はフランス全国でも有名。それにもまして有名なのは牡蠣に塩。塩の華。牡蠣の養殖 塩田の広がる島。その全てを楽しめるサイクリングコース。そう レ島は自転車天国。島のよさを味わうにはやはり自転車で。
そして疲れた後(汗をかいて顔をさすってなめてみると塩の味。潮風それとも汗?) 生牡蠣の開いた物キュットレモン汁。冷たいレ島産のちょっぴり酸味の利いた白ワインでのアペリティフ 味わってみませんか。ローカル 素朴なスポットもあるのですよ。




今では知られたバカンス地。大西洋岸の サントロペ 又は カンヌのように レ ポルト(Les Portes)など訪れるとキャロル ブーケ、デパルデューのような有名人が市場で買い物をしていたり。有名なレストランやタラソテラピーのセンター等セレブな雰囲気だけれども
20世紀前半までレ島は貧困な島でした。塩にじゃが芋 麦 葡萄 牡蠣今ではラベル貼られた優良品も島の人々にとっては食べていく手段のみの物。馬を使用する余裕もなく経済的な驢馬を使用していたのは今でも継続しています。島に入ると驢馬が沢山目に入りますよ。
 
St MARTIN
続く写真はこの島で一番大きな街サン マルタン(StMARTIN)ルイ14世の時代にボーバン(Vaubin)の築いた城壁で囲まれた街。そうラロシェルと近くの島はイギリスよりの防御が必要だったのです。
お洒落な街。写真では朝早くまだ眠っているけれど。午後の陽射しで溢れるカフェーもまだ準備中。人っ子一人もいませんね。このカフェの隣には知られたなアイスクリーム屋さんが在ります。是非お試しを。

右下の船はこの土地特殊な物です。トフィヌ(Tofinou)と言い昔の漁船の形をモダンにデザイン。小さな用で中に4人寝る事ができます。毎年この船のレガッタは皆血を沸かせる大行事でもあります。





1行目
レ島の端の鯨の灯台(phare de baleine)です。57メートル。257階段。私は高所恐怖症が酷く一度登って本当に怖い思いをした経験があるので主人に一人で登ってもらい写真も頼みました。この灯台から地平線の向こう側はカナダ?

2行目
アルス(Ars )も20年前にはひなびた漁港だったけれど今では小粋に。教会の尖塔は遠くからでも見分ける事ができます。
此処から塩田で有名なロワ(Loix)へのサイクリングコースも私の好きな道。鳥類の保護地域 沢山数々の鳥に見とれましょう。塩田 沼の光の反射が眩しくやはり水に惹かれる私には危ない道だけれどもそれでも頑張って自転車をこがなくては。


長くなるので2つに分けます。
下のパート2 是非ご覧下さい。


下のプログのランキングに参加しています。下のマーク クリックして応援してくださると とても幸せに思います。
そしてコメントとても楽しみに待っております。

にほんブログ村 料理ブログへ


レ島ってどんな所? 一緒に散歩しましょ。2

2007-07-05 23:26:31 | 私の住む街とフランスの紹介
続きです。



ラ フロット(La Flotte)は小さいけれどとても素敵なマルシェが在ります。前に写真ご紹介したことがあるので今日は海辺の景色だけ。広い木陰の並木道、そしていつも自転車が一杯。
教会の廃墟の前に広がるじゃが芋畑。橋を渡れば向こうはラロシェル。



1段目
中央はこの土地の焼き物食器です。雄鶏の絵柄。右は色々なハーブ入りの塩の華。
私は籠が好き。フランスのマルシェには色々籠が出ています。日本から訪れるお友達達も目を留めますよ。


私は機械操作苦手なのでうまく編集できませんが取ってきた写真お気軽に見てくださったら嬉しいです。

下のプログのランキングに参加しています。下のマーク クリックして応援してくださると とても幸せに思います。
そしてコメントとても楽しみに待っております。

にほんブログ村 料理ブログへ


ピリ辛鰯にコンフリーのベニエ

2007-07-02 23:25:22 | 野菜 ベジタリアン料理 Légumes
ベニエなんて書いてしまった。天麩羅です。コンフリーは前にご紹介したことが在ります。ひれはりそうとも。此方ではconsoudeと言います。ビタミンB群が豊富なのは聞いていたけれどEもだそうです。



前に食べた時は御友達に頂いて。今回はマルシェでいつも馴染みのお百姓さんに勧められて。夏に入りコンフリーの葉も大きくなりました。でもこの大きめな葉をベニエにするのは舌平目のから揚げのように美味しいと。本当かな?

大きく育ったコンフリーの葉は表面毛羽立っていてちくちく その葉を二枚あわせるとその毛羽でうまく くっ付きそれをクレープの粉をつけてあげ焼きするのが本来のレシピのようです。二枚の葉の間に山羊のチーズのペーストを挟んでも美味しいとか。
でも私は薄い天麩羅衣で一枚仕立で。揚げたてにローズの胡椒を荒引き そして塩の華とレモンで熱々パリッをのオードブル。粋と思いません?とても美味しいと思いました。味というより食感かな?さっと炒めて食べても美味しいそう。残りは明日にでも試して見ます。



油を熱したのでいつもは塩焼きにする事の多い 鰯(今日は鰯がとても安かったのです。1kg 1ユーロ90。1kg 約300円でした。買わなきゃ損?) 片栗粉を薄くはたいて から揚げに。そしていつもは南蛮漬けが多いけれど今日は東南アジア風 醤油の変わりにナンプラで味付けのピリ辛ソース。スライスオニオンを載せてコーリアンダーも沢山。昨日の日曜のマルシェで求めた新鮮な色々なサラダを大盛りにして。(脇に沢山用意しました。我が家はまあ サラダ好き。ことに誰かが。兎みたい)




 ピリ辛ソース

*ナンプラ 1
*砂糖 1
*酢(又はレモン汁)2
*水 3(好みで加減)

以上に配合のソースに大蒜 生姜 のおろした物 唐辛子の輪切りを好みで加える。
スライスオニオン、コーリアンダーを添えれば更に。



今日のサラダの葉は?
プーピエー
バタビア ルージュ
コーリアンダー
レチュ
シコレ
ロメンヌ
ロケット
アネット(ディル)

顔なじみのお百姓さん。いつも好きな物好きなだけとって と。
新鮮なルバーブがあったのでコンフイチュールにと購入したらコーリアンダー、アネットの大きな束 更におまけに。こういうプレゼントって 小さな事なのにいつも幸せになってしまいますね。


下のプログのランキングに参加しています。下のマーク クリックして応援してくださると とても幸せに思います。
そしてコメントとても楽しみに待っております。

にほんブログ村 料理ブログへ