日本と異なりこちらは季節感の早取ということは少ないとと思います。じっくり温室栽培ではない土地栽培の野菜を待っている傾向です。もちろんヨーロッパ経済関係で周りの気候の暖かい国々から色々な野菜の輸入品は沢山入っており一年中夏野菜も手に入りその方がお値段も安いです。でも距離をかけない土地の野菜が一番美味しいのですよね。
じゃが芋は近くのレ島のもの フランス全国的に有名なのですが春先は本当に驚くような値段でした。やっと落ち着いて庶民でも食べられる値段に。キャベツも私の好みのとんがりキャベツ 巻きの軽い柔らかいキャベツが現在美味しい時期になりました。新キャベツの季節と言ったら なんと季節外れなことを言っていると日本の皆様方には笑われてしまうかもしれませんが。
今日は素材を生かして本当にシンプルなお料理を作りました。
鰊の燻製のオーヴン焼き
行きつけのお魚屋さんで立派な鰊開きの燻製に眼が。キッパー(Kipper) と言われるものです。
お魚屋さんのお兄さんは薄塩だからそのままオーブン焼きが美味しいよ と言っていましたが 帰宅後 少しつまんでみたら私にはごく塩がきつい感じ 牛乳の中に1時間ほど浸し少し塩抜きしてから水洗い水気を切って調理しました。
そのまま焼くのも興が無いので下のように
*長葱の微塵切り 大2
*大蒜の微塵切り 2片程
*胡椒
*オリーヴオイル少量
以上を混ぜたものを中央に載せオーブングリルで軽く焼きました。このお魚は生でも食べられるので中は半生位の方が美味しいです。焼き上がり熱いうちにバルザミコ酢とレモン汁混ぜたものを少々かけました。
じゃが芋は薄皮を綺麗に洗い茹でてから(蒸すともっと美味しいと思います)半分に切り熱々のうちにバターを少量載せただけです。魚に塩味があるので塩は振りません。
バターを載せる代わりにお魚に相性の良いヨーグルトソースを添えても良いと思います。
ヨーグルトソース
* ヨーグルト 1カップ
*マスタード 大1
*大蒜、エシャロット 各半分の微塵切り
*砂糖 少量
*胡椒 塩はマスタードに入っているのでほとんど加えません
* レモン汁 1/4個
*ディル 少々
*オリーブオイル 大1
新とんがりキャベツのソテー
キャベツのソテーはよく作るもの何回もご紹介してあるのですが。
芯を除き軽く湯が位の。でも芯も一緒に湯がいておく。 ざく切り 〈新キャベツは芯の部分も美味しいので細か切りにして使う)
オリーヴオイルとバター半々(バター多めの方が美味しいと思います)の中で大蒜、エシャロット、芯の部分をまず炒め ざく切りの湯がいたキャベツを加え少量のチキンブイヨンとクミンの粒を加え塩、胡椒、少量のレモン汁で味を整える。
口直しにさっぱりデサートを用意しました。
カシス、苺、ビルベリー、林檎ジュースとアーモンドミルクのゼリー
カシス、苺、ビルベリー、林檎 生100パーセント 砂糖加入のない果汁を購入したのですが飲んでみたらそのままでは私にはちょっと甘すぎてゼラチン仕立てのゼリーに固めることにしました。
でもゼリーにするには甘みが足りない感じなので少し蜂蜜を加えて。
そのままでは何か足りないと思い上にアーモンドミルクに少量蜂蜜を加えこれは寒天で固めて流しました。ゼラチン切らしていたのです。
でもこのゼラチンで固めた甘酸っぱいゼリーと優しいアーモンドミルクの寒天のゼリー ゼラチンと寒天の異なる質感の相性が意外に良くて嬉しいハプニングでした。
載せたのは我が家でとれたさくらんぼ。かなり収穫があり保存食作りにも追われていた日々でしたが又後日にご紹介致しますね。
簡単なお料理ですがとっても美味しかったです。
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そしてコメントとても楽しみに待っております。
牛乳につけて塩抜きとは、いかにもfleur de selさんらしく丁寧で美味しそうです。
ジャガイモも色が黄色くて、美味しそうですね。
デザートも寒天とゼラチンの2層で、とても可愛らしいです。
いまはあまり獲れずで高級魚です。
あの濃いめの味の鰊の燻製に香味野菜を乗せるのは
いいアイディアですね。
ゼリーも涼しげで疲れを癒やしてくれそう。
去年よりムクドリの被害がなくて良かったですね!
やはり牛乳で塩抜きしてよかったと思いました。ハプニングで作ったゼリーなのですがゼラチンと寒天の組み合わせが意外と美味しいと思いました。
ムクドリすごかったです。というわけで一生懸命に収穫しました。周りの木の上や屋根の上で見張っているのですよ。私が家に入ると一斉攻撃の再開。ふたたび私も再開。私がまあ嫌な鳥と思っているようにムクドリもなんて意地悪と私のことを思っていたに違いません。笑
最期には残りプレゼントしました。