今日はハロウインの夜ですね。フランスではとりたてては騒ぎませんが装飾品など 1月前からマーケットなどで沢山出回っています。そしてかぼちゃも。
先日長女と孫で市場に行ったときにも下の写真のように沢山。いろいろな種類があるのですよね。このほかにもジャックオーランタン用のとっても大きいかぼちゃも。とっても安いので聞いたらこれはあまり食べても美味しくないよ、だそうです。
長女はランブイエで市から畑地を借り菜園に凝っています。お百姓さんとかぼちゃ談話に花が咲きママいくつか買わない?と
重くても私が持つよ。
下のハンガリーのブルーというかぼちゃを買いました。長女、これは絶対美味しいよ。食べたら種とっておいてねと。古代種のかぼちゃなのだそうです。
北海道という名の緑の日本種のかぼちゃも これも買ったら?かぼちゃいくら日持ちがよいといったって 主人と私と二人ではそうは食べきれないし それにすでに家にはポティマロン買ったものがあります。 また今度機会があったら買ってみるねとやんわり断りました。
ハンガリーのブルーかぼちゃ
Bleu de Hongrie
かぼちゃを眺め何を作ろうか?
一週間ぶりにラジオをかけました。いつも食事の支度するときの習慣なのですが 娘たちの滞在中はラジオの代わりにお喋りで。
かぼちゃについての話が流れてきました。その中でアラン パッサール Alain Passard フランス3星レストランを持つ野菜の料理にはたいそうこだわりのあるシェフがかぼちゃのポタージュについて語っていました。シンプルが一番良いと。牛乳の中で煮ると美味しいと。
まずは先に買ってあったポティマロンから。
かぼちゃのクリーミーポタージュ
ただ煮ると言っていましたがそれではないだろうと私風に作ってみました
材料
ポティマロン 小さめのもの半分
セロリ蕪 ポティマロンの1/4ほど
ポロ葱 白い部分 太いもの 1本
牛乳 野菜が隠れるくらいの分量 (半脂肪のもの使用)
大蒜 一片 2つ切り
固形チキンスープ 1個
生クリーム 少量(半脂肪の牛乳を使用して野で最後にこくをつけるために加えました)
作り方
生クリームを除き全部の野菜を適当な大きさに切り牛乳が噴出さないように静かに野菜が柔らかくなるまで煮 ハンドミキサーにかけます。塩 胡椒 生クリームで味を整える。ナツメッグを最後に少し加えました。
このスープクリーミーでとっても美味しかったです。
ポティマロンのオーヴン焼き
同じ日に食べたわけではないのですが。このお料理 オードブルにも付け合わせにも良いですよ。
この日はオードブルに食べたので山羊のチーズを少し載せたらとっても良い組み合わせと思いました。
作り方
残った半分のポティマロンを使用。1cmくらいの薄切りにして塩、胡椒 、大蒜1片の卸したもの、オリーヴオイル大1位でよく混ぜ180度に熱しておいたオーヴンで25-30分位焼くだけ。途中で一度ひっくり返してください。
好みでクミンを振りました。
焼き栗
娘が友達にもらったとランブイエから持ってきた小さな栗です。茹でようと思ったら長女 お友達にオーヴン焼するように勧められたと。
確かにこちらのマロンショーは焼き栗ですものね。インターネットで見たら言われたようなレシピが一番に乗っていたので試すことにしました。
作り方
栗は水に入れ浮かんだものは除く。
上の写真のように栗の両面にナイフで切目を入れる。
210度(220度とのレシピもありました)に熱したオーヴンで約20分焼く。
冷えた栗 両端を押すと割と外皮 剥きやすいです。 渋皮はやはりちょっと難しいかな。でもこのような感じ 茹でたものより剥きよいと思います。(半分は水煮にしてみました)オーブンで焼いた物ほこほこして美味しいと思いました。
とても仲の良いお友達と以前車で外出 ピクニックをしたのが栗の木の一杯ある森でした。もちろん沢山拾って帰宅したのですが彼女はラロシェルから少し北のヴァンデ地方の出身。秋の夜は焼いた栗をもって友達の家 家を次々に訪問する習慣があると聞きました。ハロウィンとは異なるけれどなんとなく共通点も 栗を食べながら今年故郷に引っ越ししてしまった彼女に想いを馳せ寂しさも。
マスカポーネのチョコレートケーキ
娘は孫に甘いものは与えないので(彼女は凝って砂糖なし干し果物などでシリアルバーのようなおやつを作っています)滞在中お菓子作ることできませんでした。主人なんとなく(というかかなり)物足りなさそうなので冷蔵庫にマスカポーネがあったのでこのケーキを焼きました。
このケーキ簡単だけれど美味しいです。前にレシピを載せてあるのでこちらご覧ください。
今日の型は少し大きくいささか厚みにかける感も在りますがお味は良かったです。
バターをあまり使用しません。上のグラサージュのみです。
バターのこと別にカロリーのことを書きたいのではなく現在のバターが消えてしまったフランスの現状のこと。
今フランスではスパーのバター売り場は全く空状態。ヨーロッパどの国でもバターは消えていないのにフランスからは消えているのです。
バターの値段が安く乳生産者は元値も取れない状況 国内の販売者は値を上げることを拒否しているので全部海外に売っているとも聞いていますがこの問題はすでに牛乳の値段の問題で長くもめているし生産者が直接外国に売りに出すわけではないしどこかで儲けている人々がいると思います。
長くお喋りをしてしまいました。
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そしてコメントとても楽しみに待っております。