令和元年文月

2019-07-18 18:51:12 | Weblog

なかなか梅雨明けしないようですね~!
毎日、蒸し蒸しジメジメで・・・
昨日はほんの少しだけ日差しを感じる事が出来ました。
今は7月だというのに・・・
早く・・・お日様に会いたいな~!


和風月名は、文月なので・・・
今回のブログには・・・
私の趣味の話をしたためたいと思います。


私は本日・・・
「ミケランジェロの生涯」(著)ロマン・ロラン(訳)高田博厚
を読み終えました。
こちらの本は古書店で数年前に購入したままでしたが・・・
赤と黒」を読み終えてから・・・
本棚から直感で手にした本でした。
すると、その後・・・
ここ最近・・・
偶然にも、私が目にした芸術作品と色々繋がってくるのです。
そんな訳で・・・
2ヶ月前くらいから・・・
ゆっくりゆっくりミケランジェロの作品を思い浮かべながら、
「ミケランジェロの生涯」を読み進めて行ったのですが・・・
ちなみに、
先月、香取慎吾さんの個展へ足を運んだ際にも・・・
こちらの本を持って出かけました。
「ミケランジェロの生涯」の内容自体は・・・
あの時に、私がミケランジェロの自画像を拝見して感じ取って感想を述べたままの方でした。
そこには・・・
ミケランジェロが芸術家として抱えた受難や苦悩に満ち満ちたお話が数多く綴られておりました。
自分でもビックリするくらい・・・
天才芸術家の肖像画ってすごいですね~!
ミケランジェロさんご自身が、自分の姿をしっかり真実通りに描いておられる・・・
きっと私が自分の自画像を描くとしたら・・・
もっとキレイに!もっと可愛く!な~んて描いちゃいそう!(笑)
「ミケランジェロの生涯」は、ロマン・ロランさんが1906年に、
ミケランジェロの伝記として書き綴った訳なのですが・・・
その頃は、ミケランジェロの様な偉人の伝記を書く場合は・・・
大抵は読者がうっとりするような壮大で英雄伝の様なものが好まれていたようです。
でもロランさんは・・・
15世紀に生きたミケランジェロの生涯そのものをなるべく真実に近づけて書き記したようです。
なんとな~く・・・
私の印象としては・・・
以前に読んだ「イエスの生涯」を読み進めていた時と同じ感覚でした。


話がちょっと横道に逸れますが・・・
私は文月に入ってから・・・
美術館と映画館へ足を運びました。
美術館は・・・
「クリムト展 ウィーンと日本1900 GVSTAV KLMT」
映画は・・・
「クリムト エゴン・シーレとウィーン黄金時代」
最初は、先月のマイタイムに何か映画鑑賞をしようかと・・・
上映作品をスマホで検索していたのですが・・・
その時に「クリムト エゴン・シーレとウィーン黄金時代」が上映されている事を知りました。
その時は結局、映画館には足を運べませんでした。
その後・・・今月に入ってから・・・
たまたまこちらの映画が上映されている映画館の側で用事があったので、
私はその日にこちらの映画を鑑賞する事に決めたのですが・・・
その際に、こちらの映画を再度検索した際に・・・
上野の東京都美術館でクリムト展が開催されている事も知りました。
しかも、私が検索した時には、クリムト展の開催期間が残り数日までと迫っていたのです。
そんな訳で・・・
私は、慌てて・・・パートが無い日に狙いを定めて・・・
そちらの美術館へ足を運んでまいりました。
そんな偶然の流れで、映画鑑賞前に・・・
なんと!なんと!・・・
実際のクリムト作品も鑑賞出来る機会が巡ってきたので・・・
私はワクワクで美術館へと足を運びました。
そして、
稲垣吾郎さんの音声ガイドの下、ゆっくりクリムト展を堪能してまいりました。
今まで足を運んだ美術館でも音声ガイドには大変お世話になっております。
しかも・・・
聞き逃し以外は大概、再生ボタンは一回で音声ガイドに耳を傾けておりました。
でも・・・
その日の私は・・・
グスタフ・クリムト
「ベートーヴェン・フリーズ」(原寸大複製)を目にした瞬間に・・・
衝撃が走り、自分の魂が揺さぶられるのを感じました。
そして・・・
クリムトが表現したかったものを必死に感じ取ろうと・・・
こちらの作品を目に焼き付けながら・・・
「第九」も収められている音声ガイドを何度も何度も再生しておりました。
その衝撃は・・・
(今年の4月頃にも久しぶりに鑑賞してまいりましたが・・・)
10年くらい前に・・・
渋谷駅の駅ビルの通路に展示されている・・・
岡本太郎さんの「明日の神話」を初めて目にした時と同じくらいの衝撃でした。
そして・・・
昨年末の紅白歌合戦では・・・
徳島県の美術館のミケランジェロ「最後の審判」壁画レプリカ前で・・・
米津玄師さんが「Lemon」を歌っているのを拝見した時と同じくらい魂が揺さぶられました。
そんな私はクリムト作品から沢山のインスピレーションをいただいて・・・美術館を後にしたのですが・・・
グッズ売り場ではお気に入りのクリムト作品のポストカードを沢山購入しました。
それ以外にも、厚紙に印刷されている・・・
「ヌーダー・ヴェリタス」と「ユディトⅠ」も買ったのですが・・・
こちらの二作品は我が家のリビングのチェストの上に立てかけています。
しかも、色々な神社のお札の横に立てかけているのですが・・・
最初は・・・
クリムト作品をいつでも鑑賞できる~!
な~んて思っておりました。
美術館でも、それらの作品の説明書きや音声ガイドで・・・
色々と作品が表現している意味合いも学ぶことが出来ましたし・・・
100年以上前の作品なのに・・・
どこかモダンな作風で・・・リビングに映えます!
でもその後・・・
スマホで・・・
こちらの二作品を色々と検索して調べてみると・・・
なんだか・・・こちらの二作品が・・・
その横に並ぶ神社のお札の様に思えて来ました。
「ヌーダー・ヴェリタス」は・・・
「己の心を律する!」みたいな・・・感じです。
こちらの作品に描かれている女性が手にしている丸い鏡を見ながら思わず・・・
姿勢を正してしまうそんな感じの作品です。
「ユディトⅠ」は・・・
「邪気を裁く!」みたいな・・・感じです。
なんだかこちらに描かれている女神が我が家の禍を払いのけてくれそうな・・・
厄除けのお札の様に感じる作品です。
やっぱり!私は日本人ですね~!(笑)
しかも・・・
「クリムト エゴン・シーレとウィーン黄金時代」の映画の・・・
ナビゲーターの最後の問いかけに、私が答えるとしたら・・・
その時に頭に浮かんだ作品が・・・
岡本太郎の「明日の神話」だったのでした~!


そんな訳で・・・
読書の話から・・・美術館・映画の話へと変貌してしまいましたが・・・
「ミケランジェロの生涯」の著者のロランさんも・・・
どうやら、グスタフ・クリムトと同じ世代の方の様です。
ロマン・ロランは・・・
クリムトが「ベートーヴェン・フリーズ」を完成させた翌年の
1903年にはベートーヴェンの伝記も出版されているようです。
しかも・・・
クリムトは・・・
ミケランジェロが生きていた時代をモチーフにした・・・
ウィーン美術史美術館の図書室に描かれた壁画・・・
「15世紀ローマ」「15世紀ヴェネツィア」も描いております。
そんな現代人の私は・・・
その壁画作品を・・・
美術館では下絵を、映画館ではスクリーンを通して実際に鑑賞する事が出来ました。
すると・・・
なんとな~く・・・その時代の空気も学べた気になりました。


こんな感じで文月に・・・
色々な偶然が重なって・・・
壮大な芸術のお勉強が出来た訳なのですが・・・


本来なら・・・
もっともっと私の趣味の話を綴る予定でしたが・・・
今回は、予定を変更して・・・


私が美術館へ足を運んだ日の晩に起こった出来事の話を
綴りたいと思います。
その日の晩、風呂上がりの私に・・・
夫から・・・
ジャニー喜多川さんが旅立たれたことを告げられました。
私もすぐさま、スマホを手にすると・・・
やはり、ジャニー喜多川さんの訃報のニュースが・・・
速報で画面に映し出されていました。
連日のニュースでジャニー喜多川さんが体調を崩されていたことは存じ上げておりましたが・・・
お元気に回復されたら、すぐにまた日本中に元気を届けてくださるはずと思っておりました。
戦後の日本のお茶の間に・・・
明るいエンターテインメントを沢山たくさん届けてくださった・・・
ジャニー喜多川さんでしたが・・・
数年前に、たまたま母とジャニーズの話をしたことがあったのです。
その際に、母は、ジャニー喜多川さんが、昔、「ジャニーズ」というグループで歌っていたんだと・・・
母は自分の若かりし頃の・・・
テレビ番組を思い出したかの様に教えてくれたのですが・・・
その時には「へ~!」と・・・
ジャニー喜多川さんにもアイドル時代があったのね~!
と・・・母の話に感動していたのですが・・・
「ん~・・・?」
つい最近知ったのですが・・・
そのグループは・・・
ジャニー喜多川さんが初めてプロデュースしたグループだったのですね~!
母はず~っと「ジャニーズ」の四人組の一人がジャニー喜多川だと思い込んでいたようです。
それぐらい、表舞台には顔を出されない方でしたが・・・
日本人の誰もが・・・
ジャニーさんやジャニーズ事務所の名前は知っている・・・
ジャニーさんのお顔は知らなくても・・・
日本中で最も有名な方です。
そして、その時代、その時代に・・・
必ず、ジャニーズのアイドルたちが歌と共に・・・
日本中を明るくしてくれていたのだな~と・・・
つくづくジャニー喜多川さんの功績を感じながら・・・
私も・・・ジャニーズのアイドル達と共に・・・
子供から大人へと成長していたことに気づかされました。
そうそう・・・
今年のGWに夫と娘と令和初のカラオケに訪れた際には・・・
夫はの「夏疾風」を歌っていましたし、
娘はSexy Zoneの「Sexy Zone」を歌っていました。
夫はジャニーズ系アイドル歌が大好きなのです。
結婚する前の話になりますが・・・
私が夫の車に初めて乗せてもらった時は・・・
夫の車のカーステレオには・・・
夫の同期友達が録音してカセットテープを譲ってくれたという・・・
マッチのベストソングの曲が流れていました。
しかも・・・
数年前にフジテレビ27時間テレビでSMAPが・・・
デビュー曲から最新の曲をノンストップで歌ってくれ時は・・・
私は全然知らなかったのですが・・・
夫は気持ちよさそうに懐かしそうに・・・
SMAPのデビュー曲を歌っておりました。
ちなみに、私が子供の頃は・・・シブがき隊のファンでした。
息子もよく、関ジャニ∞の歌を歌っておりました。
しかも・・・
ジャニーズのアイドルが出演するドラマ映画にもハマりました。
Kink Kidsがデビューした頃は・・・
キンキの主演ドラマが夕方に再放送されて・・・
一気に、剛くんと光一くんの演技に引き込まれてしまい・・・
それを私がビデオに録画して・・・
会社から帰宅した夫一緒に鑑賞してハマっておりました。
きっと・・・
テレビ放送がはじまってから・・・
どの時代をたどっても・・・
その時代には必ずジャニーズのアイドル達やタレントさん方が存在しているはずです。
そんな事を・・・思い浮かべながら・・・
「長きに亘り・・・日本中に元気をたくさん届けてくださってありがとうございました!」と・・・
旅立たれたジャニー喜多川さんに・・・心から冥福を祈りました。
そして・・・
私の頭には「第九」の音楽がずっと鳴り響いておりました。


それから・・・
その数日後の事ですが・・・
「音楽の日」の歌番組に映し出された・・・
滝沢歌舞伎のアイドル達のパフォーマンスに圧巻でした~!
私もおばちゃんですね~・・・
腹筋太鼓の迫力に感動して・・・目頭が熱くなってしまいました~!
やっぱり・・・
TVから明るい音楽が流れてくるのはいいものですね~!


 



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