宮美庵

幸せはいつだって、わたしの中に。

幸せは どんなときも 私の中に・・・

大地の恵み

2020-07-14 20:05:04 | 自家製 ジャム・梅干し・漬け物・果実酢他

今年も行ってきました。厚真の松平ハスカップ農園さんへ。

一昨年の地震で崩れた山肌の復旧工事は、あちこちで、まだ続いていました。

今まさに豪雨で被害を受けている九州や本州の町も、復興までこんなふうに何年もかかるのだろうなぁと・・・

心からお見舞い申し上げます・・・・つらいなぁ。

さて、農園に着くと・・・ぱっと見ただけでも、ハスカップの実が例年よりかなり少ない気がしました。

農園の方に聞くと、「今年はどこも不作なんだよ~。開園するの止めようかと思ったくらい!

花の咲く時期や実の成る時期に、必要なタイミングで晴れたりや雨がふってくれたりしなかったんだよね~。」とのこと。

実家のハスカップが全然実っていないのも、木のせいかと思ったけれど、違ったようです。

災害の傷跡が残り、コロナ禍の中、天候にも恵まれなかった・・・そんな大変な中でも、

なんとか開園して下さっていたのでした。

今年は私自身もあまり元気がなかったので、たくさん摘んで帰ろうという欲も湧かず、

1.2キロくらいであっさり止めました。

それでも、いつものように、カッコウや山鳩や鶯のさえずりを聞きながらのハスカップ摘みは、

幸せなひとときでした。甘酸っぱい実は、やっぱり感謝すべき「美味しい大地の恵み」なのです。

そして今日は、実家のハスカップも、私が摘みました。

去年までは、父が張りきって摘んで、収穫した重さも量っていたのに、

今年は「ハスカップってなんだった?」と、すっかり気が抜けてしまって

少ないけれど大粒。例年はもっと丸かったのに、形が違います。

実家のお昼は、ハスカップ入りの蒸しパンを作りました。

今日は他に、我が家の梅とカシスも、少しだけ採りました。

どちらも偶然、ちょうど500g!

梅は青いうちに青梅シロップにしたくて。

カシスもどんどん熟してくるので、これから頻繁に採らねば。

今回は、前回のと比較したくて、氷砂糖を使ってみました。

畑のキュウリやミニトマトも実り始め、サンチュは相変わらず元気に成長し続け・・・

食べる人間が少ないことが、ちょっと心に痛い・・・でもでも

収穫できる幸運に心から感謝したい、そんな今年の夏。

自分の体のこと、両親の衰えのこと、それを上手く消化できずにいる情けない自分のこと・・・

ため息の多くなってしまったこの数週間・・・

本当はすべては「恵み」なのだと心の奥で分かっているから、

ため息を深呼吸に変えて、

自分の中に溢れている「幸せ」を、ちゃんと実感できる心を 早く取り戻そう・・・・

コメント (8)
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