宮美庵

幸せはいつだって、わたしの中に。

幸せは どんなときも 私の中に・・・

縄文太鼓のイベントに、「100分の1」としての参加 しま~す

2018-07-13 08:57:24 | 日記

今朝の札幌は小雨模様です。

 

胸が痛くなる豪雨被害から何日か経ったけれど、

この今も、日本中のあちこちで、

暗澹とした気持ちで、悲しみや失望の中で、

たくさんの方達が大変な時間を過ごしていることを思います・・・

 

 

私は・・・じっくり先を考える暇もなく、毎日が相変わらず慌ただしくて、

でも、今日一日をたいせつにたいせつに・・・ということだけは、忘れずにいようと思いながら過ごしています。

 

明日は、北海道命名150年ウィークのオープニングイベントに、

100人の中の一人として参加する予定です。

鹿のお面をかぶって、自分で胴体を作った縄文太鼓を叩きます。

100分の1ですが~

 

 ん?このチラシには「命名」がないですね・・・

「北海道命名150年」のはずが・・・?

 

50年前、

「開道100年」と銘打って一大イベントが行われ、

日高管内に住む小学生だった私の記憶にも、それはくっきり刻まれました。

野幌森林公園に「百年記念塔」が建てられたのも、その記念事業だったと思います。


でも、その100年は、「日本政府」が管轄した年月です。

そのず~っと以前から、この大地は、

自然と共に生きる知恵に満ちた素晴らしい文化を持った、アイヌの方達の天地でした。

大好きな知里幸恵さんの『アイヌ神謡集』の序文にはこうあります。


「その昔この広い北海道は,私たちの先祖の自由の天地でありました.

天真爛漫な稚児の様に,美しい大自然に抱擁されてのんびりと楽しく生活していた彼等は,

真に自然の寵児,なんという幸福な人だちであったでしょう.」


けれども開拓以来、そのアイヌの方達は虐げられ大変な目に会い続けてきたのでした。

そんな歴史の上に、私たちは今、暮らしています。

 ですから今回は、そのことを意識した「命名150年」となったはずでしたが・・・う~ん。

 

 

「縄文太鼓」は、土をこね縄文の文様を付け、焼いて、蝦夷鹿の皮を張った太鼓で、

茂呂剛伸さんという方が考案し、広めています。

今回は先生方や他の協力メンバーの方達が、縄文太鼓約70個、鹿面約100個を短期間すさまじいエネルギーで作り上げました。

私は太鼓70個のうちのたった1個だけしかお手伝いできませんでしたが

コアメンバーの方始めお仲間さん達は、仕事が終わってから、連日夜遅くまで制作にあたっていました。

(写真は先生のFacebookからお借りしました)


というわけで、明日のイベント、15分だけですが、

縄文太鼓の仲間100名の音が、道庁前に響きます~!

他にも、アイヌの方達の儀式「カムイノミ」(必見!)やヒダノ修一さん(有名な和太鼓奏者さん!)や道警の吹奏楽や・・・

見られるのがすごく楽しみです。

 

 

さて・・・まずは~

今日も、実家へ行ってきま~す!

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする