一昨日、ふきのとうホールに、母を連れて行ってきました。
父母がいつも聴いていて大ファンのNHKFMのラジオ番組「弾き語りフォーユー」の小原孝さんのピアノリサイタル。
しかもゲストがなんと私のオカリナの大先生椎名春奈さんという、
この上なく贅沢で嬉しい組み合わせ!
昨年・・・だったかな?
普段テレビをほとんどつけないという、演奏旅行中の朝のホテルで、
小原さんが何気なくつけたテレビに、
「おはようほっかいどう」に出演していた椎名春奈さんが!
小原さんはすぐにFacebookで連絡を取り、繋がりができたとのこと。
素敵なエピソードですね。
椎名先生をお空から応援している、目に見えない方達の計らいかな~っていう気がします。
いちどは「なりすましメール?」と思ったという椎名先生談も面白かった
コンサートについて母は、
「素晴らしい演奏だね~。しかも構成がいいね~
ピアノのコンサートでこんなに”楽しい”と感じたのは初めてだわ。
紳士的で人間味ある人柄も良いね~!」と大絶賛。
本当にそうでした。
私も、このうえなく柔らかで優しく、時にダイナミックな演奏に、
心揺さぶられ泣きそうになりました。
解説がまた、とっても分かり易くて楽しくて、お声もソフトで素敵。
椎名先生の演奏は、いつものイッキイキ、キラッキラの超絶演奏とはまた違った魅力の美しさで、
とても素敵でした
今回のプログラムには「ピアノ名曲フォーユー+日本を奏でる」というサブタイトルがついていました。
童謡誕生100年を記念して、と懐かしの童謡を25曲メドレーで演奏して下さいました。
会場には、自然発生的に歌声が響きました。
歌うの大好きな母も当然、嬉しそうに歌い始め、私も・・・。
優しいメロディーと素朴な歌詞の童謡達・・・何年も歌っていなかった歌もありましたが、遙か昔の記憶がすぐに戻ってきました。
自分の深いところに刻まれていて、
歌詞を見なくとも、目が見えなくなっても、何十曲でも歌える日本の童謡の価値を、
あらためて再認識させられました。
小原さん手書きの、あたたかみのあるプログラムと、最後にみんなで歌った楽譜です。
NHK「みんなのうた」で流れたこの歌は、小原さんの作詞作曲。
テレビで何回か聞いただけの母も歌えた、とってもキレイで優しいメロディー。
日本の美しい童謡を次世代に継承していきたいという小原さんの熱意に影響されて?
昨日は童謡の楽譜集を買ってしまった私でした。
贅沢で楽し~い2時間半・・・
小原さんにも椎名先生にも、感謝感謝・・・