宮美庵

幸せはいつだって、わたしの中に。

幸せは どんなときも 私の中に・・・

母の日に・・・

2014-05-11 21:21:03 | 日記

「同行援護従業者養成研修講座」という、

どうしても覚えられない名前の研修の3分の1日目を受けてきた。

視覚障害の方が外出する時に、

同行して支援する資格 を取るためだ。

 

資格を取って働こうというわけではない。

81歳の母が、緑内障で視覚障害者2級になった。

視力も視野も悪化しているので、

単独で外を歩くのは、危険。

買い物も、どんな商品が並んでいるか見えないので、

そばに付いて 説明しなければならない。

でも、ありがたいことに父が元気でいてくれて、

母はまだ料理もできるので、

二人で普通に生活できている。

だから私は、自分のしたい生活ができる。

この自由な日々のうちに、

専門的な知識を勉強しておくのも、母や他の人の役に立てるかな・・・と。

 

本日の受講の方たちのほとんどは、

現役の介護福祉士さんやヘルパーさんだった。

でもまぁ、この年になるとずうずうしさ満点になるので、

ほとんど物おじしない自分がいた

でも・・・!難しかったぁ~

二人組になって、

一人はアイマスクをして「利用者さん」役。

援護者は「利用者さん」の斜め前に立って 腕や肩をつかんでもらい、

ある程度のスピードで歩く、曲がる、方向転換する、

地下鉄の改札を一緒に通る・・・などの実習を室内で した。

何が難しいかというと、「すべてを言葉で伝える」こと。

右、左などの「向き」は相手の側になって言わなければならないし、

次にするべき行動を、一つ一つわかるような言葉で言わなければならない。、

方向転換や、改札にカードを通すときの一連の動きを、

一つ一つ瞬時に伝えるというのは、慣れないと難しい。

また、向いてほしい方向が、

相手の方が「右に向く」ことなのか「左に向く」ことなのか・・・を、

私は、え~と・・・と考えないと言えなかった

でも同じような方がたくさんいて、ちょっと安心したけど

次回は、食事の時の支援の実習。

最終日は実際に外に出て、地下鉄にも乗るらしい。

 

どんなことも、支援者がやってしまうのでなく、

「利用者ご本人が自分ですることの お手伝い」というスタンスが大切だということだ。

手をつかんで、ここですよと導くのではなく、

言葉で「もう少し右です」とか言う方がよいとのこと・・・。

ぱっぱと手っ取り早く手をつかんで引っ張ってしまいそうな私・・・

 

でも、いろいろ新鮮で、面白い1日でした~

新しいことを知るのって楽しい

 

というわけで、いつも日曜日は

両親を乗せてスーパーに買い物に行くのに、

実家には行かずに過ごした私。

1日母のことを思い描きながら研修を受けてはいたけれど、

母の日なのに 何にもしなかったなぁ・・・と思いながら、

家に帰ってきたら・・・

 

宅急便が来ていた。

あら、大阪の次男から・・・

ドキドキして箱を開けると、

わ~いお花~

息子からの 母の日のプレゼント。

大人になった息子に

母の日になにかしてもらう 嬉しさを、

初めて味わったのでした。

感謝 感謝・・・

うるうる・・・

コメント
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