お休みの日とお天気の日と、暖かい日が重なったので、江ノ島にゆっくり駅からお散歩をしました。
午前中は透き通った空と、穏やかな海の向こうに、箱根の山や大山のシルエットと一緒に、富士山がすその方までよく見えて、皆足を止めて、カメラを向けていました。海釣りをしている人は、竿の向こうに富士山が見えるから、贅沢な釣りだなぁ!
橋を渡って、江ノ島神社の大きな鳥居を天井のお花の絵を楽しみながらくぐって、階段をずんずん上がっていき、お参りしたり、つやつやの白いお肌の弁財天の像を見たりしました。
それからもっと上がっていき、階段の途中で鎌倉方面の海の景色を眺めたり、真ん中の中津宮にお参りして、お社の赤や模様の華やかさや、横にある水琴窟という、水をひしゃくですくって流すと、きらびやかな音がする、というのをひとり楽しんだり、そんな感じでずっとてくてく歩いて、さらにもっと階段を上ったり下ったりして奥の奥津宮まで行きました。こちらを睨むような亀の絵があったり、真上に龍の像があったりして、威厳のある感じの場所です。
また引き返す途中の道で不動明王の像を見たり、海を眺めながら温かい甘酒を飲んだりして過ごし、灯台のあるサムエル・コッキング苑で冬咲きのチューリップが咲いているポスターを小田急の駅で見かけて、ここは寄ろうと思ってたので、見てみました。
立派なカメラを構えている人もたくさんいて、その人たちが撮っている方向と、姿勢を真似してスマホで撮ってみました。同じ姿勢でもカメラマンたちと比べたら全然違うでしょうが…形だけ真似。
「プリティウーマン」かぁ、と眺めていたら、後ろのほうで、ひとまわりふたまわりぐらい上の団体の女性たちが「わぁ、わたし、こんなにチューリップに囲まれて、おやゆび姫になった気分!」と言って、同じ団体の男性の人に突っ込まれていたので、ほほえましかったです(笑)
ひとあし早く春が来たようでした。