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エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

蓮の花

2011年07月01日 | 
蓮花を愛でる。
楽しい時間である。

蓮の花には夫々の呼び方もある。
名前と花のイメージを合わせ鑑賞するのも楽しい企てである。



「千弁蓮」である。
この花には花弁が2,000~3,500枚もある。
千の花弁を持つという名称であるけれど、実態は2,000~3,500の花弁を持つのである。

従って、花はキッチリと硬い。



「カスピカム」である。
花弁は23~25枚、ロシアの花である。



「西湖連」である。
花弁は100~120枚だ。
外弁は少し青色がかっている。



「金蕊蓮」である。
キンズイレンと読むのである。

花弁は100~120枚である。



「インド蓮」である。
インド・ハスと詠む。



「中国古代蓮」である。
花弁は24~26枚である。



きっと中国の悠久の歴史を彩ったに違いないと思えば、楽しい。
お釈迦様の蓮池はきっと、この花だったに違いない。

カンダタはこの蓮の花の下の地獄で喘いでいたのだろう。
蜘蛛の糸を一人占めしようなどと思わなければ、天国に来られたのに・・・と連想が膨らんでいく。



「原始蓮」である。
ゲンシバスと読むのである。



花弁は25枚前後である。

原始の蓮の花かぁ~。
と思えば、愉快である。
原始の時代から咲いていたのである。

どの花も個性豊かである。
これらの蓮の花は、行田市の古代蓮公園で写したものである。

この日曜日前後が見ごろを迎える。





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 荒野人