エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

古代蓮の世界へ

2011年07月05日 | 
埼玉県行田市にある古代蓮の池は、いま見ごろを迎えた。
昨日の合歓の花の満開の下、古代蓮が響きあ合うように淡いピンクの大輪の花を開いているのだ。



七分咲きでこれである。
朝も早くから人が出ている。

みなさん、デジカメの一眼高級機をお持ちになって三脚使用である。
かくいうぼくは、一眼中級機にコンパクトデジカメの二機である。
三脚は車に乗っているだけ。



透明感と淡さが特徴であるけれど、それにしても感動的な美麗感である。
花弁の一枚一枚が、美肌である。



蕊が寄り添っている。
そのたたずまいも、曰く言い難いほどの情感を湛えているのである。



竹の手すりに隠れるように咲く古代蓮もいる。
二人して、お茶目である。



カマキリが蕾に乗って、蓮池を睥睨(へいげい)している。
ピンクに青いカマキリは、鮮やかなコントラストである。



この行田市の蓮池は、池の泥をさらったらしい。
水面が全体の4分の1程度露出している。

池を健康にするためと思えば許せる範囲である。
2~3年後の満開が楽しみになってきた。

いずれにしても、この週末に最後の見ごろを迎えるのは間違いない。





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 荒野人