八ヶ岳の麓から・・・ユリの花を愛でる

ユリの花を愛でる心のなんという愛おしさであろうか。



ユリの中でハングライダーを駆り立てる愉悦を共有したいものである。



真紅の百合である。



ピンクの百合は緑に映える。
こうした色合いが鮮やかである事は、発見である。



所々にこうした野の百合が点在する。
煽情的なシルエットである。

ぼくは百合の香に噎せながら歩いたのである。




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八ヶ岳の麓から・・・百合の里への招待

八ヶ岳の麓、甲斐の国から信濃へ入って行くと富士見高原へとたどりつく。
信玄の棒道で行けば、合戦場の川中島まで道半ば。
程なくして諏訪湖に至るのである。



ハングライダー教室を中ほどの段で行い、上段から下界に向かって百合が競うように咲き誇っているのである。



最上段の花場まではリフトで昇る。
下には色とりどりの百合の花があって、時として足裏に触れる。

愉快である。
警戒に蹴ってあげると、百合がカラカラと笑ってくれるのである。



下界は霞んでいて、一際百合が輝いて見えるのである。



白樺の林を行けばより旅情をかき立てる。
深い林の中で咲く百合にも引かれるけれど、白樺には百合が良く似合うのである。



今年は二度もユリの乱舞を見た。
ラッキーである。




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