エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

一面そばの花

2010年08月26日 | 旅行
小淵沢から富士見高原を経て、原村方向に車を走らせると一面のそば畑が眼に飛び込んでくる。
白い可憐な花である。



この日、空は蒼く高かった。
その蒼いキャンバスに雲が描く風景は素晴らしく、感動的ですらあった。



そばの花の花言葉は、少しばかり冗舌である。

「喜びも 悲しみも」
「あなたを救う」
「あなたのそばにいたい」
「懐かしい思い出」

などがある。



あなたのそばにいたい・・・ダジャレであるのか?
とも思うけれど、これが何だかしっくりするのは、ぼくが年老いたからなのだろうか。



そばは、縄文時代以前からあったとされている。
縄文時代の食料の一つであった事は言をまたない。



俳聖・松尾芭蕉にこんな作がある。

  「蕎麦はまだ 花でもてなす 山路かな」

心に染みいるような俳句である。







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                     荒野人