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平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

7人のマッハ!!!!!!!!!

2009年09月25日 | 洋画
 お薦めのアクション映画!!!!!!!

 何しろ95分の上映時間のうちほとんどがアクションシーンなのだ。
 特に後半は45分はノンストップ。
 ひたすら村を占拠したテロリストと戦い続ける。
 普通のアクション映画だったらひとつの戦闘シーンは長くても5分ですよね。
 5分の戦闘シーンがあって会話などがあって次の戦闘シーンに移る。
 ところがこの作品は、戦闘、戦闘、戦闘の連続で会話や心情描写のシーンはない。
 戦闘シーンだけ。
 
 そして観客はこれだけ徹底されると感動してしまう。よくやるよと思ってしまう。
 エンタテインメント作品ではこの「よくやるよ」と観客に思わせることが大事。
 それが新鮮さに繋がる。何しろ45分ノンストップの戦闘シーンなど今まで見たことがないのだから。

 もちろん、それを飽きさせない工夫も必要。
 そこで「七人のマッハ!!!!!!!!!」はこんな工夫をした。
 村に慰問に来ていたアスリートの慰問団。
 彼らはテコンドー、セパタクロー、サッカー、ムエタイ、器械体操などのエキスパートだ。
 テコンドーなどで戦うのはよくあるが、サッカー、器械体操で戦うって?
 サッカー選手はともかく物を蹴る。
 果物を蹴って命中させて敵を倒す。
 時には手榴弾を蹴る。
 蹴る物がなくなると木に実っている果物を蹴る。
 このバカバカしさ。
 器械体操は家の柱を鉄棒のようにして戦う。大車輪で蹴り倒すのだ。
 柱は平均台の役割もする。柱の上で無類のバランス感覚で敵を倒す。
 これらが戦いにバリエーションを与えている。
 これらが45分の戦闘を飽きさせない楽しさになっている。

 作品づくりで大切なのは徹底すること。
 バカバカしいことでも徹底すると<神>になる。


コメント
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