平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

ターミネーターのメカニズム

2009年09月23日 | キャラクター
 「ターミネーター サラ・コナークロニクルズ」で明らかになったターミネーターのメカニズム。
 第2話~5話で紹介された内容は……?(以下ネタバレです)


★頭部だけ胴体だけで起動できる。
 第2話では何と胴体が自分の頭部を取り戻しに来る。
 つまり胴体は頭部がなくても思考でき、動けるんですね。
 頭部も動けはしないが、眼が光ったりして思考をしているよう。
 この発想はトカゲから来ているのでしょうか?
 いずれにしても斬新な発想!

★再起動するためには刺激が必要。
 同じく第2話。
 戦闘でターミネーター・キャメロンが動かなくなってしまった。
 そこでジョン・コナーがしたことは……何とビルの3階からキャメロンを放り投げる!
 下の車にぶつかった衝撃でキャメロンは再起動。
 精密機械のターミネーターも割と単純な所があるんですね。
 車が動かなくなったら蹴っ飛ばせというのと同じ。そこにユーモアを感じる。

★ターミネーターには人工の血が流れ、肉や皮膚は再生できる。
 これは第3話で明らかになったこと。
 なるほど、そういう仕組みになっていたのか。
 再生は遺伝子技術の応用?
 このように万能なターミネーターだが、唯一眼だけは再生できないらしい。
 また希望の顔になるには整形手術が必要とのこと。
 眼が再生できないこと、整形技術が必要なことという設定は同じくユーモアを感じる。

★ターミネーターは目的を達成すると次の目標が設定されるまで動かなくなる。
 これも起動に関する設定。第4話で描かれた。
 ターミネーターには目的を達成するプログラムが設定されていて不眠不休で突っ走るが、目的を達成すると動かなくなってしまう。
 一応、危険を察すると反応するが、危険が去ったと思えば動かない。
 ターミネーターはやはり機械なんですね。
 自分の意思で動いているように見えるが、実はプログラムに制御されている。
 これは驚きでした。

★頭部のチップを外すと動かなくなる。
 これは第5話で描かれた弱点。
 キャメロンは敵ターミネーターを取り押さえて工具セットを持ってくるように言う。
 そして何をしたかというとペンチで頭部のチップを抜き取ってしまう。
 これでターミネーターは動かなくなってしまう。
 先程の胴体でも動けるという設定と矛盾しているようだが、きっと胴体と頭部は特殊電波か何かで繋がっていて、頭部が胴体にやって来るように命令しているのだろう。
 だから命令チップを抜き取られてしまうと胴体とくっついていても動かない。
 なるほど、そういうことか!

 このように細かく設定されているターミネーターのメカニズム。
 これが回を重ねるごとに明らかになっていくというのも、このドラマの楽しさ。
 視聴者はストーリーを見ていると同時にターミネーターというキャラクターを見ている。
 よくできたキャラクターというのはそれだけで作品の魅力になるんですね。


コメント (2)
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