の~んびり ゆっ~たり釣り遊び

 青い海で釣り糸を垂れる至福の時を大切にしたい。
釣果もそれなりに期待しつつ胸膨らませて船を出す、気ままな釣り日記

◎禁断だが少しだけ、と

2017年10月10日 | 釣り
10月9日(月)天気 曇り 気温21℃ 南の風後西の風 

       中潮 波高 1.0m 水温22.2℃

 出港8時40分  帰港16時00分 

 釣果 真鯛 56cm、手の平1、ホウボウ1 計3尾
    釣友 真鯛足の裏、手の平 計3尾

 このところずっと風が強くてなかなか出港する機会が無くてやきもき

しながら日に何回となく天気予報をチェックしていた。

 この日・月曜日にいずれか釣りに行けそうな雰囲気で、さてどっちに

しようか悩んだ末に、北よりの弱い風が吹く日曜日よりは少し風があっても
 
南よりの風の方が船が流れるから月曜日がベストかと判断する。

 釣友に電話すると二つ返事でOKだったので、釣友もきっと電話を待って

いたんだろうなと推測する。

 早めに家を出て準備をしていたら釣友も早めに来た。

 予定より20分も早い出港となったが、どうも予報よりは大分風が強い。

 午後から風が強くなるという予報はあったが朝からこうなるとは・・・・。

 沖へ出るに従い波が高くなりウサギが飛んでいる。うわっ!やべぇー。

 ま、やれるだけやるべぇ、と餌釣りの仕掛けを降ろすが、今日は鯛ラバを

メインにやるつもりだった。

 なにせネットで鯛ラバ用の電動リールを買ったばかりで使い勝手が

さっぱりわからない。

 2年前にリリースされた機種だがどんな按配なのか確かめたかったのだ。

 風は強いのだが流れがほとんど無い状態で、風で船が動く感じだ。

 最初は餌釣りで状況を確かめるが、アタリはあまり無い。

 どちらかと言えば餌取りっぽいアタリが多くて、釣友も小鯛をリリース

したりフグなどで苦戦している。

 10時頃釣友が足の裏クラスを釣り上げた。

 11時頃私にもアタリが出て掛けることが出来たが小物でしょうもない

ような引き。

 上げて見ると手の平サイズの真鯛だ。

 この後本格的に鯛ラバを始める。

 風流れで鯛玉が軽いと底が取れず、何回も鯛玉を替えながら90gで

何とか出来そうになった。

 何度かネクタイの色も替え、ゴールドで降ろし着底と同時に

巻き上げてすぐカッカッカッカッときた。来たッー !

 電動で巻き上げるからスピードは一定だし、乗ったと思ったら竿を水平に

上げるだけでいい。

 ずっしりと重いし、ドラグも効いているから結構道糸が出ていく。

 なかなか巻き上げ量が増えないので、禁断だが少しだけ、とドラグを

慎重に締める。

 ドラグを締めすぎて道糸を切られた大物の鯛とのやり取りのトラウマで、

ドラグの締め加減に超慎重になってしまうが、緩めるのは簡単だが締める

のは非常に難しいからなぁ。私にとっては禁断の・・・・だ。

 しかしこれで漸く少しづつ鯛が上がってくるようになった。

 5分位やり取りして口から空気フクロを出して上がって来たのは56cmの

今季最大の真鯛だ。

 50cm以上の大きさでは今季4枚目、すべて鯛ラバで上げたものだが、

新しい電動リールの試し釣りで上がったのがうれしい。

 しかしその後はさっぱりアタリも消え、次第に波も高くなり1.5m以上の

高さになっていよいよヤバイ状態になってきた。

 1時半過ぎ釣り中止を決断し帰港を始める。

 しかし岸が近づくにつれ波や風も多少は弱い状態となり釣りが可能な

状況で、周りには多くの船が釣りをしている。

よし、この辺で釣りしようと釣友に話したら餌を全部捨ててきたという。

 そりゃそうだ、なぜか私が餌を捨てずに持っていたのも変な話だが、

それを全部釣友に渡し釣り再開。

 大物が上がったという近辺を流してはみるもののさっぱり魚信が伝わって

来ない。

 アタリも餌取りのフグばかりらしい。

 私の鯛ラバにもサバフグが噛みついてネクタイをボロボロにしてくれた!

 大分風も弱くなったのでもう少し沖に行けるかもと、かつて漁礁だった

所に向かう。

 しかしここもさっぱり鯛のアタリはなく、やっとカッカッカッカッと

弱いアタリが出て掛けてはみたものの手の平?クラスにしてもおかしい

アタリ。

 上がって来たのはホウボウだ。

 ま、釣れないよりはいいけど・・・・

 釣友も餌がもう無くなったということで帰港することにしたが、いやはや

とんでもない釣行になってしまった。

 あっちへ行ったりこっちに行ったり・・・・・。

 私は何とか大物を釣り上げたものの、釣友に何とか型物を釣って

もらいたかったがそれも出来ず残念。

 帰港は予定より30分早い16時。

 鯛ラバの釣りもなんとかコツらしいものが見えてきたのは収穫だった

かも知れない。

 いままで散々バラシてきた代償?かな
コメント
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