の~んびり ゆっ~たり釣り遊び

 青い海で釣り糸を垂れる至福の時を大切にしたい。
釣果もそれなりに期待しつつ胸膨らませて船を出す、気ままな釣り日記

年寄りは無理せん方が

2015年08月07日 | 釣り
8月6日(木)天気 曇り 気温32℃ 南西後西南西の風 

        小潮 波高 1.5m後1m  水温 ℃

10時10分出港 帰港16時25分 

釣果 鯛38cm、36cm、サバ30cm、キス2尾 計5尾、
   
 天気予報を見るとどうも風が強そうだ。

 カミさんは止めろというが1日中強い訳ではないし波も1m位だから

大丈夫だろうと呑気な気分で出かけた。
 
 しかし実際港に着いて見るとやはり風が強い。

 船を出して港外に出て見ると、ヒェー、波が高い、風はもっと強い、

これじゃ今日行く予定のポイントには1時間では行けない、帰りだって

いつ帰れるかわかったもんじゃない、と諦めて港の防波堤の陰で、比較的

波が穏やかな場所で取りあえず釣ることにした。

 やはりかなり風が強くて、錘を重めにして流すのだが、次第に錘が底を

引きずって、あたかも魚が餌に喰い付いているようなゴツゴツとした手応え、

竿先の振れが続く。

 こうなると鯛などのアタリ等はともかく小物や餌盗りなどのアタリは全く

分からない。

 流しているうち、ん?と思ってリールで巻き上げて見るとキスが掛かって

いるではないか。

 こんな調子で2尾程キスを釣ったもののさっぱり面白くない。

 11時半頃、やはりあのポイントに行こうと思って船を出した。

 波が1.5m位あって風もあるのだが、風は昼頃がピークで少しは落ち

着くはずだと判断し、少し勇気?のいる決断だったが恐る恐る船を出した。

 ポイントに着いて仕掛けを流すが、やはり流れは速い。

 60号の錘でもあっという間に流されて道糸がすぐ200m位出てしまう。

 そうこうしているうちに幾分風も弱くなりなんとか釣りが出来るような

按配になって来た。

 そして1時5分、待望の鯛のアタリが出た。微かに咥えたような押える

ようなアタリ。

 すぐ糸を出し警戒感を和らげ喰い付きやすいようにする。

 グィッーと糸が出て行く。まだまだ。もう一度のグィッーでアワセると

掛かった。竿先が曲がり、重い。締め込みも続く。

 尺は完全に超えてるという感覚がある。

 しかし150mの道糸を慎重に巻き上げるとそれなりの時間がかかる。

 取り込みに時間がかかればそれだけバラシのリスクは高まる。

 外れるなよと願いながらやっとこさの想いで巻き上げて上がって来たのは

36cm位の真鯛だ。やれやれである。

 それから30分以上経ってまたアタリが出たが、いつまでもガツガツ

やっているような感じで??と思いながら巻き上げて見ると水面近くで

やたら走り回る。

 なんだこりゃ、またサメかと思ったらサバだ。サメでなくて良かった。

 それからまたしばらく音無しの状態が続いたが、相変わらず越前クラゲの

死骸のドロッとしたのが張り付いてくる。

 それを取り除こうと思ってやっているうちに道糸とハリスが絡みついて

悲惨な状況になってしまった。もう収拾が付かない事態になってしまった。

 仕方無いからそれぞれ切り詰めて仕掛けの作り直しをせざるを得なく

なってしまった。くそっー。

 暑い中、30分位この下向き作業を続けていたらすっかり船酔いが

始まって、熱中症なのか船酔いなのか分からない位具合が悪くなって

しまった。

 眠くなるは、吐き気がするは、体がだるくなるはでもうぐったり。

 頭がボッーとしている中で、3時半頃またアタリが出た。

 今度は船酔いの人にも分かり易くいきなりグィッーで次のグィッーで

アワセてうまいこと掛かった。

 これで船酔い兼熱中症も幾分症状が和らぎ、少しは明るい気分で巻き上げ

作業ができた。

 上がって来たのは40cm近い真鯛だ。

 結局これが最後のアタリで、帰港の準備を始める。

 後片付けをしている時も揺れているから思うように移動が出来ないので、

時間がかかる。

 フッー、疲れた疲れた。やっぱ、波が高い、風が強い時は年寄りは

無理せん方が良いのう。わかっちゃいるけど・・・・ね。
コメント
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