風の森in開田・・・午前6時15分 -4,0℃
昨日午前9時過ぎの御嶽山・・・
毎日おんなじ様な写真やけど、ちゃんと毎日撮ってますよ~!
前の写真を使うてるわけでは・・・
昨日の更新後7時過ぎの写真。
御嶽山の頭上の雲が、僅かに朝焼けにピンクに染まって・・・
午後からの講演会の前に、一緒に行く友達と福島でランチしようと、
役場を10時発のバスで、いざ~っ!
福島上の段の、よう行く松島亭さんのお隣の肥田亭さん・・・
暮れに調理ボラの研修のあとに、ランチに行ったとこやけど、
義仲御膳(松花堂弁当)やったら、具材はその時々で変わるやろうから。
ランチの11時半になると、お客さんはぞくぞく・・・(寒気がする訳やないよ!)
椅子席はすぐに満席になりました。
先付けはゆばと菜花の和え物、天ぷらは岩魚とハゼ・・・
ハゼの天ぷらははぜめて・・・いや間違い、はじめて食べました(笑ってやってぇ~!)
香の物は赤カブの甘酢漬けと、すんきらしき(?)もの。
お店の人がお客さんにすんきて言うてはったけど、全~然!酸いくな~い!
すんきは温度がすごく関係するから、福島ではそんなに酸いくならへんのかも?
このすんきではすんき蕎麦にしても、独特のエエお味は出えへんような気ぃしますぅ。
他にご飯とみそ汁が・・・
お料理は彩りも良かったし、全部美味しかったで~す。
少量ずつ色んなお料理を食べられるのが、女性は好きなんよね。
お店の中はこんな雰囲気、奥にお座敷もありま~す。
肥田亭から歩いて7~8分の所に、講演会の会場があり・・・
会場に着いたんは講演が始まる15分も前やったのに、すでに会場は仰山の人。
それに予想をはるかに越える人が来はったみたいで、
係りの人が、椅子を幾つも追加して並べてはりました。
結局250人位の来場者数やったそうで・・・、関心の高さが伺えます。
講演は「認知症(ボケ)は防げる 治せる ボケない地域づくりの実現」と題して・・・
講師はエイジングライフ研究所副所長、高槻絹子さん。
高槻さんは交通事故や病気、認知症などで脳に異常がある人達の、
3000例以上もの脳を見て来はったとか・・・
その経験の上でのお話やから、お話から受けるインパクトがスゴイ!
内容は判り易く、且つ面白く、
眠気を催すヒマも与えず、2時間以上もパワフルな話し方は衰えず。
見た感じもキャリアウーマン!
印象に残った内容をつらつらと・・・
(講師の先生は敢えてボケと表現されていたので、同じようにボケと書きますが)
ボケは急になるものでなく、小ボケになるのに早くて3年、
大ボケになるまでに長くて8年かかるんやとか。(桃栗3年柿8年で覚えると良いそう)
なのでその兆候を早期発見すれば、
小ボケ・中ボケは、脳のリハビリで治せるものなんやそうで・・・
その方法は、楽しい変化のある生活をする事=脳をイキイキとする生活に変える。
運動(散歩一日一時間、5000歩)、趣味、交友、スポーツ、読書、日記などがエエそうです。
予防としては・・・
楽しいことや生き甲斐を持つこと、いくつになっても意欲や好奇心に溢れてることが重要。
またボケ予防教室の設立や、
行政の脳の健康相談室・脳のイキイキ度チェックの必要性も、強く説いておられました。
ボケ防止教室は行政が運営するのでなく、かくしゃくとした人をリーダーに、
ボランティアも含めて全員で、生き甲斐・喜び・感動を発見できる場、
精神的な張りや緊張感ある毎日、夢中になれる趣味や遊びを実践する場を作ること、
それが高齢者にかかる費用を、少なくすることにも繋がると。
会場の聴衆にもやけど、役場関係の人に向かって声を大にして言うてはったんが、
今までにあまりいてはらへんかったタイプの、講師の先生のように私は思いました。
さてさてそんなこんなで、帰りは開田へのシャトルバスに申し込んであったので、
家の前まで送って貰えて・・・
今日は調理ボラのあと、そのまま地区のサロン「睦会」へ。
絆会に続いて、ラッピングの練習のお手伝い・・・
このサロンも、ボケ防止教室のひとつになるんやないかなぁ~
家にこもってばかりでなく、すぐ近くの集会所に歩いて出かけて、
頭も手先も使うての学習は緊張もし、笑い合いながら和やかにお茶するのは交流になり・・・
講演で勉強させて貰うた事は、明日からと言わず今日から実行あるのみ!
昨夜の内に雪が降ったのか、ほんの少し積もりました。