桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2013・5・5

2013年05月06日 | Weblog
朝起きてとりあえずご飯を炊く。食欲が出た訳ではない。ご飯さえ炊いておけば例え食欲が出ても部屋から出ないで済むからだ。そう、とりあえず今日は部屋から出たくない。いや、出ている精神的時間的余裕はない。そう思ったものの、机の前に座ると駄目。休み明けにS金融公庫に提出する店の再建プランが全然纏まらない。それに付随するのか、その前提となるのか昨年度の決算についての出資者に対する報告と分析も纏まらない。ご飯が炊けたので、店で残った鶏から揚げとじゃがいもを親子丼風にしたものを作る。不味い。半分残す。お茶を飲みながら新聞読みながらのテレビは午前中のバラエティからお昼は久し振りに「何でも鑑定団」、午後は桐生祥秀選手の出場する「ゴールデンGP陸上」と長島茂雄が久し振りにファンに向って挨拶すると云う「国民栄誉賞スペシャル」で新旧のヒーローを交互に見る。途中、映画「戦争と一人の女」の脚本家のAから「どうだった?」と見た感想を聞いてきたので「井上監督は初演出にしては頑張っていたと思う」と返信する。再度彼からのメールはなし。ちょっと眠る。6時過ぎ目覚める。食欲もないのに冷凍してあったサバを解凍、焼いて食べるが、これもうまくない。諦めて机に向う。パソコンで思いついたことをB5で二枚程打ち出す。生温いプランだ。嫌気が差してまたテレビ。「ダーウィンが来た!」(ホタルイカの生態が面白かった)「八重の桜」(初めて集中して見た)「NHKスペシャル 新生・歌舞伎座」(伝統の凄味に圧倒される)とNHK三昧の後、WOWOWで「ヘルタースケルター」(蜷川実花監督)を見る。どうでもいいことだけど、この映画のラストシーンが渋谷のスクランブル交差点で、この後放送した父親の蜷川幸雄監督の「蛇にピアス」のファーストシーンもスクランブル交差点。娘から父へのバトンタッチということで編成した担当者は遊んでいるつもりだろうけど、偶然にしてもちょっと白けて見るのをやめる。ベッドに横になり大リーグ中継を「聞き」つつ、数日前に買った「人間の叡知」(佐藤優)を「読み」つつ、今日はとりあえず部屋から一歩も出なかったことを「確認し」つつ、眠りに入る。タイムリミットは後一日。★5/3~5/6までは休業。営業は5/7(火曜)から致します