桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2013・5・16

2013年05月17日 | Weblog
高校の同期生のIちゃんは、同期生故に当然俺と同い年で、と云うことは立派に65歳なんだけど゛とてもそんな年齢に見えないのは、みかけもそうだけど、精神的にまだまだ恋する年頃でいられるからだ。とは言っても彼女はれっきとした人妻だから公然と恋する訳にはいかないだろうからど、秘かにでもいいから色っぽい女でいてほしいと思うのは、同じ65歳と云う年頃を生きて俺からののエールの意味もあるけど、本音をいえば彼女もだけど俺も色っぽい65歳でいたいからで、いい年して恥ずかしくないのかと云う世間の中傷、肉親の説得を馬耳東風と受け流し、切実に恋をしたい今日この頃なのだ。でも、これはいい傾向だ。恋をしたいと思うことはひどく現在形、というか限りなく未来形で、断じて過去形ではないからだ。それはつまり俺の生きる力が甦ってきたと云うことで、これからどれだけ生きられるか分からないけど、恋をすることでひとりの女性を俺のこれからの人生のドラマに巻き込んでみたいと思えたということで、普通ならそろそろドラマが終わってもいい頃なのに、どうやら桃井章劇場はこの後ドンデン返しがあって、且つエピローグも一筋縄ではいかない幕切れでありたいと、作演出主演の桃井章は願っている‥‥と具体的な事柄ではなく何処か抽象的な気持を吐露しているのは、今日一日ここに書くべき具体的な事柄がなかったからで、確かに高校の同期生のIちゃんがきてくれたことはくれたけど、ライブを企画している近所に住む女性演出家のIさんがピアノの引き心地を確かめにきたことはきたけど、四月までスタッフだったYYが六本木に就職先が決まったと報告にきたことはきたけと、早い時間に某美女のRさんが今日も元気に落ち込んだ桃井を励ましにきてくれたことはくれたけど、12時過ぎに一年ぶりにOLのYがふらっと寄ってくれたもんだからついついタクシー帰りになってしまったけど、それらの女性たちとは何のドラマも起きなかったものだから、そんな日の翌日の日記はかなり難渋する。