桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2011・12・26

2011年12月27日 | Weblog
24日の日記にある佐渡裕がベルリンフィルで最初にタクトを振った曲目はシベリウスのではなく、ショスタコーヴィチの交響曲第5番だったことに気づく。うっかりミスか知ったがりミスなのか、とにかくこの程度のミスなら俺が恥を晒すことでこうして訂正出来る。そしてこの間違いを記念して、病院の帰りに寄ったTSUTAYAで「佐渡裕ベルリンフィルデビューLIVE」のCDを買い求めて照れ隠ししたりする。数日前にパソコンで映像を上映した人たちが現状復帰しないまま帰ってしまったのでそのままじゃDVD映像が映らなくなっているのに気づいてはいたのだけど、連休中に直しに来る元気勇気覇気はなく、今日のイベントで使うと言われたらどうしようと思っていたのだけど、それはなかったのでホッとしたものの、明後日のイベントでは使うことは分かっているので、お客さんが10時過ぎにみんな引き揚げた段階で修復作業にとりかかる。とにかくアレルギーなのだろう。パソコンに関連すると分かっただけで逃げ腰になってしまう。でも、これは逃げる訳にはいかない。あーでもないこーでもないとマニュアルと首っ引きで作業を続けた甲斐あって、一時間半後にスクリーンに映像が映し出された。どんなに苦手なものでも頑張れば殆どのものは元に戻る。でも、人間関係だけは駄目だ。一度その人の年表に負の事件として書き加えられてしまうと訂正が難しい。多分原因は俺の方にあるのだろう。昔世話になったNさんは公の席でも俺のことを非難中傷するし、泥酔して誰かに連れられて俺の店とは知らず来店した時など俺がワインをつごうとしたら桃井なんか傍に寄るなと喚く程嫌われてしまっている。お店のお客さんでも単に何かの事情でこなくなった人もいるけど、冠婚葬祭などで会釈しても顔を逸らすまでに俺を不快に思うようになってしまった人もいる。誤解をとくべきだという意見もある。俺に瑕疵があるなら訂正して謝罪すべきだという意見も聞く。でも、俺はやらない。現在形で俺の歴史が進んでいるのに過去の年表を訂正している暇なんかないのだ。俺は現在だけを生きていくし、明日しか見てない。そんな俺だから、5年前に始まった俺の人生における大きな事件が今年幕を閉じる★年末は30日(金)まで営業。年始は1/10(月)から営業します。