桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2011・12・7

2011年12月08日 | Weblog
夕べは眠るのに失敗してダラダラと朝まで起きていたもんだから今朝は12時近くまでベッドの中にいることになってしまった。そんな一日の始まりは全てが押せ押せになるのだけど、一番押されてしまうのはご飯。今日は大好物の柚子胡椒で食べるサバの塩焼、いつもは小粒だけど今日は大粒の納豆、ハムエッグ、野沢菜付け、先日のかき鍋の残りで作る味噌汁とメニューを決めていたのに、食べたのは2時過ぎになってしまった。それなのに後片付けをしていたらMからお店に入る前に食事しないかという電話。出かけるまでに色々やらなくてはいけないことを処理すると4時半にしか会えない。そして5時には店に入りたいから30分しかないし、俺は満腹だし、断ろうと思ったが、二人の間には諸問題が山積みしているので、無理してミッドタウンでハヤシライスを食べる。でも、諸問題は何一つ解決しないまま、そういえば今日はポルトガル語の授業がある日なのにと思いつつ店へ。今日もO君は休みなのでひとり営業の体制を整える。これからどうしていいのか分からない。でも、とにかく今日も店は開く。料理の準備だけはしておく。豆腐のガーリックステーキとかすき焼とか鰯のポルトガル風塩焼きとか、手間のかかるものは他にお客さんかがいる時は断ろうと決めてカウンターの中でお客さんを待つが、今日も駄目。9時近くにイチゲンのカップル、しばらくして映画プロデューサーのNさんたち、司会者でコメディアンのOさん、法律事務所勤務のNさんと広告会社勤務のSさん、来週パーティをやってくれる近所の会社のEさんたちの9人だけ。最後に残ったEさんたちが12時30分近くまでいたので、どうしようか悩んだけど、こんな日は2500円のタクシー代を節約する方が大事と判断。後片付けはゴミをまとめるだけにして12時40分の代々木上原行き最終電車に間に合うように64歳は脚をもつれさせながら乃木坂の階段を駆け降りた。