こんばんわ、Ekdahlです。
今朝は定例会議で朝6時半出社。
会議終了後、来賓として地元小学校の卒業式に参列。
来年は実際にうちの子も卒業だ。早いなぁ。
さて、愚痴を書きます。ただの愚痴なんで読まなくていいです。
もう一つ記事を書きましたんで、そっちを読んで下さい。
Woolfe - The Red Hood Diariesです。
昨夜、会議の資料を取りまとめしていて、ふと思った。
いや、最近の話じゃなく、結構前から公共工事が儲からない。
ムカつく位儲からない。全部がとは、言わないけどね。
なんで儲からないの?って言われると、まずそもそも役所の予算が少ない。
通常、公共工事用は積算資料で、大体の業種の施工単価が定められている。
たとえば、北海道の25年の単価表によれば、
「軽量鉄骨壁下地65型@300」というのが1㎡当たり1,210円と定められている。
軽量鉄骨壁下地というのは金属製の材料で作った、間仕切り用の壁の下地。
ネットで拝借した画像↓
で、例えば画像のような壁下地を100㎡ほど作るとする。
100㎡×1,210円なので工事価格は121,000円。
んで、この数量を施工するのに必要な材料費は120,250円。
あくまで材料費であって、施工する手間やビス代、溶接機器損料、資材の運搬費は含まない。
残った750円で運搬して施工なんて出来やしない。
仮にメーカーが1割安く売ってくれたとしても、
残り12,775円で施工して利益も確保できるか、ボケが!ってわけだ。
それでも押し付けてくる相手には、じゃあその額で請けてくれるトコ探してやらせれば?
と実際に言い放ったことがある。
軽量鉄骨壁下地ばかりじゃなく、他の工種もそんな感じ。
まれに割のいいのも混じることもあるが。
そんな安い単価を積み上げて、さらに公示の際の予定価格はさらに安く設定される。
入札参加業者は当然、予定価格より安くしないと仕事を取れないわけであるので、
実際に下請け業者へ回せる単価は1,210円を下回る。
材料費より安くなるわけだ。
通常そんな逆鞘で請け負う下請けもいないので、下請けは自社で出せる金額を元請けに提示するわけだが、
用意ドンから金がないので、当然値引きさせられるワケだ。
材料費+労務費で手打ち。会社に金なんて残るワケがない。
それじゃ会社は回らんのですよ。
ただ、これまでのお付き合い、今後の仕事の事を考慮して、
赤字で請け負う業者もいる。
そういう業者がいるから、なかなか単価も上げていけないってのもあるんだよねぇ。
まぁ、最近は不落・不調も増えてきているけどもね。理由は様々だけど。
工事単価自体は実勢価格を調査したりして定期的に反映させてるようだが、
調査と実施のタイミングにタイムラグがあるので、
実勢価格に即していないってのが現状。
複合単価・市場単価の適切な補正もしてはいるようだけど、
あまり反映されているようにも思えないんだよなぁ。
ってわけで、困ったことにうちの営業所はあと二ヶ月で粗利1250万を叩き出さないと、赤字です。
会社全体では黒なんだけど、単体で赤字だと年商の半分以上を稼いでいる営業所として、
他の営業所に対して示しが付かないんだよなぁ・・・。
会社が黒字だから決算手当が支給されるんだが、
他営業所からは、「営業所単位で赤字なのになに手当貰ってんの?」って言われかねない。
売上は前年比増で、粗利(売上-仕入・外注)率も昨年ベースで推移してるけど、
脱ブラック企業を目指して人件費上げたらコレだもんよー。
よーやくダークグレー企業になったってのにー。
今朝は定例会議で朝6時半出社。
会議終了後、来賓として地元小学校の卒業式に参列。
来年は実際にうちの子も卒業だ。早いなぁ。
さて、愚痴を書きます。ただの愚痴なんで読まなくていいです。
もう一つ記事を書きましたんで、そっちを読んで下さい。
Woolfe - The Red Hood Diariesです。
昨夜、会議の資料を取りまとめしていて、ふと思った。
いや、最近の話じゃなく、結構前から公共工事が儲からない。
ムカつく位儲からない。全部がとは、言わないけどね。
なんで儲からないの?って言われると、まずそもそも役所の予算が少ない。
通常、公共工事用は積算資料で、大体の業種の施工単価が定められている。
たとえば、北海道の25年の単価表によれば、
「軽量鉄骨壁下地65型@300」というのが1㎡当たり1,210円と定められている。
軽量鉄骨壁下地というのは金属製の材料で作った、間仕切り用の壁の下地。
ネットで拝借した画像↓
で、例えば画像のような壁下地を100㎡ほど作るとする。
100㎡×1,210円なので工事価格は121,000円。
んで、この数量を施工するのに必要な材料費は120,250円。
あくまで材料費であって、施工する手間やビス代、溶接機器損料、資材の運搬費は含まない。
残った750円で運搬して施工なんて出来やしない。
仮にメーカーが1割安く売ってくれたとしても、
残り12,775円で施工して利益も確保できるか、ボケが!ってわけだ。
それでも押し付けてくる相手には、じゃあその額で請けてくれるトコ探してやらせれば?
と実際に言い放ったことがある。
軽量鉄骨壁下地ばかりじゃなく、他の工種もそんな感じ。
まれに割のいいのも混じることもあるが。
そんな安い単価を積み上げて、さらに公示の際の予定価格はさらに安く設定される。
入札参加業者は当然、予定価格より安くしないと仕事を取れないわけであるので、
実際に下請け業者へ回せる単価は1,210円を下回る。
材料費より安くなるわけだ。
通常そんな逆鞘で請け負う下請けもいないので、下請けは自社で出せる金額を元請けに提示するわけだが、
用意ドンから金がないので、当然値引きさせられるワケだ。
材料費+労務費で手打ち。会社に金なんて残るワケがない。
それじゃ会社は回らんのですよ。
ただ、これまでのお付き合い、今後の仕事の事を考慮して、
赤字で請け負う業者もいる。
そういう業者がいるから、なかなか単価も上げていけないってのもあるんだよねぇ。
まぁ、最近は不落・不調も増えてきているけどもね。理由は様々だけど。
工事単価自体は実勢価格を調査したりして定期的に反映させてるようだが、
調査と実施のタイミングにタイムラグがあるので、
実勢価格に即していないってのが現状。
複合単価・市場単価の適切な補正もしてはいるようだけど、
あまり反映されているようにも思えないんだよなぁ。
ってわけで、困ったことにうちの営業所はあと二ヶ月で粗利1250万を叩き出さないと、赤字です。
会社全体では黒なんだけど、単体で赤字だと年商の半分以上を稼いでいる営業所として、
他の営業所に対して示しが付かないんだよなぁ・・・。
会社が黒字だから決算手当が支給されるんだが、
他営業所からは、「営業所単位で赤字なのになに手当貰ってんの?」って言われかねない。
売上は前年比増で、粗利(売上-仕入・外注)率も昨年ベースで推移してるけど、
脱ブラック企業を目指して人件費上げたらコレだもんよー。
よーやくダークグレー企業になったってのにー。