米民主党のマイク・ホンダ下院議員は1月31日、日本政府がアジア太平洋戦争中の「従軍慰安婦」の責任を認めて謝罪し、「総理大臣の声明」として公式に表明するよう求める決議案を提出した。これには他の民主党議員のほか共和党の2議員も加わり、超党派の決議案となっている(「しんぶん赤旗2007年2月2日」)。昨年は、共和党多数下で、日本政府の妨害工作が功を奏して、下院外交委員会を通過したが、本会議での採決が行われず、廃案となった。今回の決議案が、下院本会議で採択されるかどうか今のところ確かではないが、民主党多数下でトム・ラントス外交委院長とペロシ議長は決議案を支持しているといわれている。「冷たい慰め 日本ロビーが第二次世界大戦の性奴隷決議を妨害」(『ハーパーズ・マガジン』電子版2006年10月5日付)と報じられても日本政府は、引き続き妨害を続けるのか今後の行方が注目される。 . . . 本文を読む
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