AP通信によると、バグダッド北東部のイスラム教シーア派住民地区サドルシティーで起きた連続テロの犠牲者は24日、死者215人、負傷者257人となった。一方、市内北西部では今度はシーア派民兵がスンニ派のモスク(イスラム教礼拝所)や住宅をロケット弾で破壊したり、放火するなどした。事態は報復合戦の様相を帯びており、国連のアナン事務総長が9月18日、国連本部の演説で「もし現在の排斥と暴力のパターンが継続するなら、イラクの国家が崩壊する重大な危機があり、全面的な内戦に陥る可能性がある」と警告した通りの状況が進んでいる。米国のイラク攻撃の危機が迫る2002年9月5日、カイロで開かれたアラブ連盟外相会議は米国の対イラク攻撃に反対する決議を採択。同連盟のムーサ事務局長は、攻撃が実施された場合は中東に「地獄の門を開くことになる」と述べ、アラブ諸国の懸念を改めて表明した。「地獄の門」を開いてしまった米国は現在のイラクの事態に対して、どう責任をとるつもりか。 . . . 本文を読む
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