北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議が近く再開される見通しとなった。北朝鮮が6か国協議への復帰を表明した31日の米国、中国、北朝鮮の非公式会合を、ホワイトハウスが中国の極秘提案を受けてから3日間熟慮した末に受諾したからである(読売新聞 - 11月1日14時20分更新)。このことは、残念ながら国際連合に世界政府としての権威が与えられていないもとでは世界が良い方向に向かうか悪い方向に向かうかは、世界最大のならず者、アメリカがその気になるかならないかで大きく左右されることを示している。今回の事態は、中間選挙を控え、米ブッシュ政権が、緊張激化や軍事的対応を排除して平和的・外交的解決で朝鮮半島の非核化をめざす内外の一致した世論に押される形で対話路線をとりあえず選択することで実現した。 . . . 本文を読む
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