プロメテウスの政治経済コラム

プロメテウスは人間存在について深く洞察し、最高神ゼウスに逆らってまで人間に生きる知恵と技能を授けました。

個人消費が低迷しても景気は回復? 7―9月実質GDP前期比0.5%増

2006-11-15 20:16:25 | 政治経済
内閣府が14日発表した7─9月期国内総生産(GDP)は、実質で前期比0.5%増(年率2.0%増)と7期連続の増加となった。2002年2月から始まった現在の景気拡大局面が今月(11月)もプラスであれば58カ月となり、これまで戦後最長だった「いざなぎ景気」(1965―70年、57カ月)を追い抜いたなどといわれている。しかし、本当の「いざなぎ景気」を知る人々からは“どこがそんなに景気が良いのか”という声が聞こえてきそうである。日本はいま、従来の「日本型企業国家」から、一般庶民と中小企業を踏みつけにした一部多国籍大企業とその関連者だけが栄える「新自由主義的企業国家」に向かいつつある。 . . . 本文を読む