とりあえず一所懸命

鉄道の旅や季節の花、古い街並みなどを紹介するブログに変更しました。今までの映画や障害児教育にも触れられたらと思います。

勘違い

2006-06-21 22:53:44 | 日記
 勘違いというのはいろんな場面でありますよね。一番あるのが街を歩いていて、遠くからニコニコ手をふる人がいて、誰だったか思い出せなくて、でも知らないフリをしてもいけないので、適当に会釈をしておこうかと思ってちょっと目線をそらすと、すぐ後ろでにこにこしている別の顔があって、この人だったんだとほっとしたような…勘違いした自分の自意識過剰振りにちょっと照れてみたりします。
 
 障害をもたれている人の場合、ストレートな勘違いをされるようです。先日の岐阜の障害者の方の集会に出た時のことです。若者が語り合う場を設定されていました。司会者が「あなたは10年後どんなあなたになっていると思いますか?」と問いかけました。若者は少しだけ考えて口を開きました。「僕は今、19歳だから…、多分29歳になっていると思います。」確かに正解です。

 また違う場面で、司会者が「昨日の討論は大変盛り上がりました。みなさんの熱意と歓声でこの会場がこわれるかと思いました。」と言うのを聞いて、真剣に天井を眺めていた若い女性を見ました。これも額面通り受けとめたところから出ています。

 「あなたは、どういう理由でここに来たのですが?」返事がない。そこで別の聞き方をします。「あなたはどうしてここに来たのですか?」さっと答えます。「車で来ました」

 また、教室で子どもたちに向けて独り言のように尋ねることがあります。「今日は何曜日だったっけ?」その後に「だから誰が当番だったっけ?」と続けるつもりの質問でした。ところが最初の質問で、間髪入れずに「今日は水曜日です。」と答えてくる同僚がいます。「あなたに聞いているんじゃないの!今日は何曜日かくらい、俺だって知っています!」と言いたくなります。これは、本当に多いのです。教師というのは知っていることは反射的に答えてしまう動物なのかもしれません。

 そういう私も今日は大きな勘違いをしていました。昨日の給食の時に「明日の給食は?」と壁の献立表を見ていました。ナントそこには「焼き肉カレー」の文字が「また変なメニューを考えて!ろくなもの考えつかないよな!」と思っていました。写真に撮って明日のブログのえさにしてやろうと思っていました。ところが、給食に出てきたカレーは至ってシンプル!「どうして?」ともう一度献立表を見てみるとそこには「挽肉カレー」の文字が。ずっと焼き肉カレーと思いこんでいた自分が、おかしくなりました。
コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« イメージを共有すること | トップ | 響き合う子どもたち »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
焼き鳥カレー (オモチャ)
2006-06-21 23:34:19
『焼き肉カレー』の文字を見て焼き鳥がのっているカレーを想像したのは私だけ?
返信する

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事