とりあえず一所懸命

鉄道の旅や季節の花、古い街並みなどを紹介するブログに変更しました。今までの映画や障害児教育にも触れられたらと思います。

春をさがして

2007-02-12 23:00:48 | 写真日記
 午前中、島田川周辺で写真を撮ってすっかり気を良くしたので午後からもカメラを持って出かけることにしました。春の野の花“オオイヌノフグリ”と“ほとけのざ”を撮りに出かけました。あの紫の小さな花がとても好きなのです。



 田布施町城南周辺の風景がとても好きなので、今回も車を止めて歩くことにしました。山陽本線が上を走っているトンネルの風景もいつも通りです。

  

 トンネルを過ぎるとのどかな田園風景が広がります。このゆるやかなカーブの道が好きです。のんびりした気分にしてくれます。



 道のすぐそばにはきれいな梅が咲いていました。でもちゃんと調べると梅ではなくて素心蝋梅(そしんろうばい)という花だそうです。ろうそく細工のような花からきているそうです。花全体が黄色で中央部の色の変化のないものはソシンロウバイ(素心蝋梅)です。ロウバイ(蝋梅)は中央部が暗紫色だそうです。

  

 もう少し歩いているとやっぱり道ばたに光るつぼみを見つけました。花の名前はよくわかりませんでしたが、とってもつやつやとしてきれいでした。

 

 確かこのあたりには、ふきのとうが出る場所だったはずと何度もさがしてみましたが、どうしても見つかりません。まだ少し早いせいかと思いながら、歩く途中でおばあさんに聞いてみました。「少し早いかもしれんね。このあたりは最近草を刈らないからふきもたえてしもうたしね。その先の橋を渡って山の方に入ったら蕗畑があるからそこだったら、あるかもしれんよ」と教えてもらって行ってみることにしました。あまりありそうにはありません。あきらめようかと思っていたらありました。小さなふきのとうです。

 

 ここまで来たら少し気になることを思い出しました。以前勤めた田布施養護学校の裏山の奥に廃車があったのですが、今でも残っているのか気になったので見にいくことにしました。自然の風景の中に廃車がポツンと置いてあって、農機具を入れておく場所として活用しているみたいだったけど、自然は不変で、文明はすぐにダメになってしまうというような印象をもったものです。

 

 けっこう苦労して行ってみるとありました。20年以上前にすでに廃車だと思っていた車は、もうボロボロで、倉庫としても使われている様子はありません。それにしても20年ぶりの再会にちょっと感慨深いものがありました。この車には何の罪もなく、ずっとこのまま放置されているのですね。

 山深くなると何となく寂しい光景が目につきます。

 

 ほとけのざはなかなか咲いていなくてもう少し後なのかなと思っていたら、ついに群生を見つけました。これで安心ということで家に帰りました。



      
   

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3 コメント

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猫柳じゃなくて。。。 (Burton)
2007-02-14 23:46:32
猫柳に似ているけど、樹木であればもしかしたら木蓮の蕾ではないでしょうか?違っていたらゴメンナサイ。それにしても蕾のピカピカと背景のぼやけた感じがとても綺麗ですね。
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光る蕾 (Dylan)
2007-02-13 01:47:36
光る蕾は樹木だったので、ネコヤナギとは違うようです。何かの芽だと言うことは間違いないのですが、ちょっと違うようです。ユキヤナギとは幹があまりに違いすぎるのでもう少し考えたいと思います。
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春・・・かな (bokuchan)
2007-02-12 23:56:03
ホトケノザ、オオイヌノフグリ、ふきのとう・・・・最近手入れをしない我が家の庭にも芽を吹き出しています。気がつかないうちに春がもうそこまで来ているのですね。光る蕾は多分猫柳(狗尾柳;えのころやなぎ)だと思います。
いつもならばこの時期花粉を避けて外出はしないのですがあまりの心地よさに島田川河口から虹が浜の海岸を歩いてみました。
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