とりあえず一所懸命

鉄道の旅や季節の花、古い街並みなどを紹介するブログに変更しました。今までの映画や障害児教育にも触れられたらと思います。

女性は“産む機械”問題

2007-02-02 10:37:58 | 日記
 柳沢厚生労働大臣は27日、松江市で開かれた自民県議の決起集会で、「これからの年金・福祉・医療の展望について」30分程度講演をしたそうです。その講演の中で、出生率の低下に言及し「機械って言っちゃ申し訳ないけど」、「機械って言ってごめんなさいね」などと、言い訳をしながら「15~50歳の女性の数は決まっている。産む機械、装置の数は決まっているから、あとは一人頭で頑張ってもらうしかない」と言ったそうです。

 厚生労働大臣という立場にありながら、このような発言をすること自体信じられない状況だと思います。厚生労働省は、年金問題、社会保障、様々な国民の課題について考えていかなければいけない省です。

 出生率の低下によって、年金問題のベースラインに完全な狂いを生じてきて、何とか出生率を改善しようと様々なプランを出してきている中でのこの発言です。

 結局問題を全て個人の責任にすり替えようとする無策ぶりを露呈した結果だと思います。

 職場でもこの問題は話題になっています。養護学校の小学部ということで女性の多い職場です。女性たちは完全に怒っています。失言をしたということと、それ以上にそのような考えがベースにあること自体に問題があると言っています。

 安倍内閣はどんどん支持率を下げて、唯一女性の支持でもっていたと思われていたのですが、ここにきてその支持率も一気に低下していくのではないかと思います。

 教育基本法を改悪して、さらに憲法まで改悪しようと画策している安倍首相だけに一気に退陣してほしいものです。

 参議院選挙で国民の確かな審判を下して欲しいと思います。

コメント
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