季節はずれのインテルメッツォ(続)

音楽、文学、絵画、スポーツ、シェパード等々についての雑記帖。

なぞなぞ

2016年02月20日 | 音楽
小学四年生がある所で貰ってきた講評だ。


テーマと終動的動きの色が響きだせると構成も生かせます。

早い動きが小さいまとまりで、うしろの流れ込む感じで、うたう方向が薄くなるようです。

これはその一部であるが。

親御さんが、自分が素人なので理解できないので、と尋ねてきたので読ませて頂いた。

ところが専門家であるかもしれない僕にもチンプンカンプンなのである。

かねてから僕は専門家ではないのかも、と恐れを抱いておった。その恐れは今や現実のものとなった。

かつて園田高弘氏と仕事をする機会があった。君、ショパンのスケルツォは拡大法で書かれていますからね、と教えを受けた。

そうか拡大されているのか、楽譜を遠くに置いたら原寸大なのかも知れない、と遠く離してみたが、音符も読めなくなる有様であった。

あの時すでに僕は専門家ではないのかも、と気づくべきだったのだ。

専門家恐るべし!
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