季節はずれのインテルメッツォ(続)

音楽、文学、絵画、スポーツ、シェパード等々についての雑記帖。

FIFA続き

2015年06月04日 | スポーツ
ブラッター会長が辞任。

前記事で書いたように、日本のサッカー協会は結局意思を表明することなく事が過ぎた。

記事でも少しだけ触れたが、ヨーロッパサッカー連盟の思惑云々に言及することがどれほどトンチンカンか。思惑はある。当たり前だ。

さも高所から俯瞰しているような論評は実際の政治でもよく見かける。やれアメリカの思惑だとかね。

あらゆるものが思惑によって動くと正直に見ない限り、判断なんぞできやしない。

ヨーロッパサッカー連盟の思惑を指摘して、そこからどういう判断をするのだろう?

この手の知ったかぶりとおセンチな良識の結果、日本の態度や発言は信用を失うことになる。

狭い日本の中だけでは建前論が一番幅をきかすけれど。これは楽だものね。サッカー協会の今朝の発言も「膿は出し切らないと」だとさ。膿は無いと信じる。あっても出さないで良い、としか受け取れない態度だったのは誰さ?

人間ピラミッドまでなかなか到達しない。こう次々と似たような事故、事件が起きると。

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