季節はずれのインテルメッツォ(続)

音楽、文学、絵画、スポーツ、シェパード等々についての雑記帖。

講座を終えた感想

2012年09月27日 | 音楽
23日の講座は無事終了しました。
今回はいつもより質問が多く、僕としては願ったりかなったりでした。どこにとぶか分からない状況で頭を回転させるのはスリルがあって好きです。ぼんやりとしか解らなかったことに自分で気づいたり、言い足りなかったことを補完できたりする。また、そのやり取りを聞く人も多少なりとも受け身から能動態になる。ハノンについてまで話が及び、ハノンをテーマに話すことはまずないと思うので良い機会を与えられました。僕の講座では今回のように話の腰を折って下さって構いません。次回からも積極的なご質問をお願いします。
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2 コメント

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Unknown (佐藤)
2012-10-08 18:57:40
このブログを拝見し、9月の講座に伺えなかったことを悔やんでいます。次回を楽しみに待ちます。
ところで質問、というかもう少しく詳しくお聞かせいただきたいところがございます。
かなり前になりますが、3月の講座で、楽器を演奏するのは天才を除けば西欧人よりむしろ日本人の方が向いている・・・・
という様な事をおっしゃられていたように記憶しております。
「頭で考えてしまうからなんでしょうね・・・。」と結んでおられましたがもう少しその辺りを教えて下さい。
よろしくお願いします。
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Unknown (重松)
2012-10-11 13:45:30
うーん、難しいなあ。
音楽は感情なのか、とかやっかいな話がどうしても付きまといますからね。

ただ、ごく普通に考えて、赤の他人が作った曲を弾くのですから、ここはいったいどうしてこうなっているのだろう?という疑問は常にある。
そこに理屈をつけて説明はできなくはないのが厄介です。そこの説明はヨーロッパ人の得意とするところです。また、近代科学の得意とするところです。

それに引き替え、日本人は、少なくとも元来は、人の気持ちを慮るのを常としていますから。これは現在でもあらゆる日常場面で、ある時は大きなマイナスに、ある時は美点として働く力でしょう。

演奏の時、その特質が発揮されているとは僕には思えない、ただそんなことです。

とはいえ、その一点だけで僕が細々と講座を続ける意味があるのです。考えられるだけ考え、しかしそれをすべて「忘れて」感じる。いや、何と言ってもうまくは言えないですね。

まあ、少しでも聴講される方が増えることを期待しています。質問を歓迎するのも、うまく答えきれないことでさえ、何かを伝える手立てになっているかもしれない、と考えるからです。

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