ルイガノ旅日記

あちこち出かけた場所で目にとまったもの、
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よかったらおつきあい下さい。

筑後川をのぞむ原鶴温泉

2017年11月26日 | 福岡
城下町 秋月の風情に浸った後は、この日の宿である原鶴温泉へ。途中、朝倉市の菱野三連水車に立ち寄りました。今年7月の九州北部豪雨によって甚大な被害を被った朝倉ですが、その1ヵ月後に復旧した三連水車は、朝倉復興のシンボルです。水車の稼動時期は10月中旬までなので、今は羽根板も柄杓も取り外されて、骨組みだけの姿となっていました (^-^)ゞ


菱野水車のすぐ近くにある、三連水車の里あさくら。このあたり一帯は九州を代表するフルーツの産地だけに、今の時期は、柿やみかんを主体に様々な果物が並んでいます。


美味しいそうな果物や寄せ植えなど、あれこれ買って帰りました (^-^)ゞ


原鶴温泉は、筑後川沿いに開けた温泉地。弱アルカリ性と硫黄泉のふたつの泉質があるそうです。到着後部屋でひと息ついてから、さっそく温泉へ・・・・・。


毎分3,000Lの湧出量を誇る原鶴温泉。福岡県では群を抜いて湯量が豊富だけに、湯ぶねも広々。もちろん、源泉掛け流しです。


こちらは、渓流露天風呂。寒い朝(翌朝)だったので、お湯には浸からず写真だけ撮りましたσ(^_^;)


やわらかい泉質で、とろとろの感触が気持ちよかったです。


カッパの湯という名の露天風呂。その昔、この地域で勢力争いをしていた河童伝説が石碑に記されていました。


一部写真を撮り忘れたものもありますが、この日の夕食です。先付は、胡麻豆腐、昆布松前寿司、松葉翡翠銀杏。


お造りは、カンパチ、水イカ、鯛など。


和牛の陶板焼き。


松茸の土瓶蒸しは、蟹のつみれ、玄海産天然鯛など具だくさん。


筑後川鮎の塩焼き。


茶碗蒸しのようですが、中には餅も入っていて、筑前朝倉蒸し雑煮という名の郷土料理だそうです。


鯛の兜煮は上品な薄味。


サクッと揚げられた天ぷらの盛り合わせ。


揚げだし柚子豆腐、朝倉ねぎが入った朝倉蕎麦。ダシの旨さが後を引く美味しさでした。


デザートは、珈琲白玉ぜんざいと、今が旬の杷木柿。


豪雨から5ヶ月近く経た今も、朝倉には倒半壊した家屋や崩れた塀、果樹園を覆う大量の土砂など、至るところに豪雨の爪あとが残っていました。様々な困難を乗り越えて、復興が着実に進んでいくよう願っています。朝倉市や東峰村の復興支援イベントも各地で行われているようですので、朝倉市のHPにも書いてあるように「買って食べて」応援できればと思います (^-^)ゞ

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