ルイガノ旅日記

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またいちの塩~ゴハンヤ イタル & 新三郎商店

2022年02月07日 | 食べ歩き
福岡県糸島市は、「糸島ブランド」で知られる美味しい食材の宝庫ですが、その中に「またいちの塩」という自然の恵みを凝縮したような天然塩があります。「ゴハンヤ イタル」は、またいちの塩を使って糸島の旬の食材の旨みをさらに引き出す……というコンセプトで2006年にオープンしました。糸島の鯛の塩釜焼き(糸島は天然真鯛の漁獲量が日本一なんです)、羽釜で炊いたこだわりのおむすびなど、心と体に優しい食事やデザートを提供しています。
ゴハンヤ イタル、喫茶室 sumi cafe、新三郎商店などが入る敷地の入口。


またいちの塩を使ったデザートや軽食を提供する喫茶室 sumi cafe。築100年以上の農家の馬小屋だった建物を利用しています。


ゴハンヤ イタル。こちらの建物も築100年を越える古民家です。


イタルの出入口。


メニューは、①炊き立て羽釜ご飯のおむすび定食、②うきはリバーワイルド豚100%のハンバーグ定食、③うきはリバーワイルド豚の玄米塩こうじづけロース豚かつ定食、④糸島鯛の塩釜焼き定食の4種類。すべて定食には、具が選べるおむすびと塩むすび、新鮮サラダ、小鉢二品、汁物、漬物が付いてきます。
この日のおむすびの具は、こちらの5種類でした。


テーブルに置かれていたのは、またいちの塩3種(左から燻製塩・炊き塩・ハーブ塩)とオリーブオイル、菜種オイル。


地元糸島の野菜を使ったサラダ。ハーブ塩とオリーブオイルで戴きました。


炊き立て羽釜ご飯のおむすび定食です。おむすび二つに味噌汁、ふろふき大根、ニンジンの自家製豆腐、香の物などが付いていました。


5種類の具の中から私が選んだのは、肉みその大葉巻き。おむすびの中にも具が入っていますよ。具入りのおむすびはもちろん、またいちの塩だけで握ったおむすびも、お米の甘みが引き出されていて美味しかったです。


にんじんの自家製豆腐はとろっとした食感。


妻も同じく、炊き立て羽釜ご飯のおむすび定食。おむすびの具は、鯛のゆかりあえにしました。


海苔はパリパリ。おむすびはふっくらとして、まろやかで優しい塩味が印象的でした。


別注文しただし巻き卵。


食事の後は、またいちの塩などを販売している新三郎商店へ。


赤いパックは焼き塩、青は炊き塩です。奥には九州産の醤油などが置いてありました。


左は、2種類の異なる粒子の塩をブレンドした「おむすび塩」。お米の甘みを引き出すそうです。
右は、フレーク状の辛みのやわらかい塩と金ごまを合わせた「金ごま」。


イタルのテーブルに置いたあったハーブ塩「香」。名前のとおり、とっても香りがよかったです。


またいちの塩だけではなく、日常の暮らしに溶け込む自然な作品を展示販売する陳列棚。


一見、陶器のような岳鉢と岳小鉢。実はこれ木製の漆器で、手に取ると驚くほど軽いんです。沖縄の工房「木漆工 とけし」の作品です。


新三郎商店の隣には、塩が主役のプリンを作る玄界灘プリンセンター。花塩プリン、花塩ごまプリン、焦がし塩キャラメル、塩あんこぷりん、生チョコナッツ塩プリンの5種類があります。食後のデザートを……と思っていたのですが、おむすび定食でお腹いっぱい。この後で行く予定の「塩工房 とったん」でも販売しているとのことだったので、そちらで食べることにしました (^-^)ゞ


塩だけなのに、めちゃめちゃ美味しいおむすびを食べられる店があると、友人が教えてくれたゴハンヤ イタル。聞いたとおり、掛け値なしの美味しさでした。
この塩を作っているのは、糸島半島の西の突端にある製塩所「工房 とったん」。塩づくりの工程を見学することもできるそうなので、この後で足を延ばしました。それについては、また改めて紹介したいと思います。

ゴハンヤ イタル和食(その他) / 加布里駅一貴山駅美咲が丘駅

昼総合点★★★★ 4.0

コメント (10)
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