ルイガノ旅日記

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バルセロナ バルめぐりの旅(その3) ~ サグラダ・ファミリア & キメッキメッ

2015年06月21日 | 海外旅行
バルセロナ3日目は、今回の旅の楽しみのひとつ、サグラダ・ファミリアを見学しました。オープンより少し前に行って、周囲をぐるりと散策。天気も最高。日向は汗ばむほどですが、日陰はほんとに涼しい。カラッとした空気が爽やかなスペインの初夏です。

出発前にいろいろと参考にさせてもらった『おくびょう女の一人旅』さんのサイトで、サグラダ・ファミリアの入場チケット(塔のエレベータ含む)予約方法が詳しく解説されていたので、これを参考にあらかじめ日本で購入。このおかげで、現地ではそれほど並ばないですみました ヽ(^o^)丿

生誕のファサードにそびえる4本の塔。真ん中に見える糸杉(生命の木)には、大理石でできた白い鳩がとまっています。


精緻な彫刻がいたるところに施されています。これは、最上部の彫刻『聖母マリアの訪問』。


生誕のファサード入口。門が開いているので、写真では窓の上にしか見ることができませんが、『ガウディの心を継ぐ彫刻家』と称される、サグラダ・ファミリア主任彫刻家の外尾悦郎氏の作品です。


カブトムシやトカゲなど、自然をモチーフにしたブロンズ製の門。自然から多くのインスピレーションを得たと言われるガウディに捧げられたものでしょうか。この門のほかにも、外尾氏の手になる15体の天使像が生誕のファサードを飾っています。


入館後は、まず最初にエレベータで塔の上に上がり、隣の塔に繋がる小さな橋を渡ります。以前は遮るものなく周囲を見渡せたそうですが、今は安全のため、ワイヤーで覆われていて、ちょっと残念 (^-^)ゞ


生命の木、そこにとまる鳩が、真横に見えました。


塔の内側を回りながら階段を下りていく途中いくつかのバルコニーがあり、バルセロナの街並みを眺めることができました。狭いのですが、気持ちよくてついつい長居したくなります ヽ(^o^)丿


バルコニーの外に背中を出して塔の上部を撮ってみました。かろうじて、左側の塔の先端が見えます(笑)


塔の中を降りる螺旋状の階段。カタツムリの殻を見ているようです。


明るい光が射しこむ聖堂は、これまでに見てきた教会とは、ずいぶん趣が異なります。


樹木を思わせる、枝分かれした柱。森の中にいるかのような雰囲気を感じました。


色彩ゆたかで、光まばゆいステンドグラス。


大勢の観光客で溢れているようですが、時間ごとに人数制限されているので、比較的ゆとりがありました。


ステンドグラスは、場所によって色あいが異なります。


教会らしい荘厳さと共存する、あざやかな光に満ちた空間。命の煌めく明るさを表現しているように感じられました。


光が射しこむ天窓の精緻なデザイン。


こちらは、生誕のファサードの反対側、受難のファサード。印象がずいぶん違いますね。


さて、サグラダ・ファミリアの世界にどっぷりと浸かったあとは、この旅のもうひとつの楽しみ(こちらの方が大きいかな?)バルめぐりを・・・・・。この日めざしたのは、メトロ2号線の終点パラレル駅から歩いて10分くらいのキメッキメッ(Quimet & Quimet)。方向音痴の私にとって、スマホのマップは大助かりです (^-^)ゞ


開店時間が近づいても開かないドアに、よもやの臨時休業かとヤキモキさせられましたが、12時ちょうど、ようやくオープン。さっそく、この日の最初の客が入っていきました。


道路側を除く3方向の壁一杯にズラリと並ぶお酒のボトル。

フジテレビの「世界行ってみたらホントはこんなトコ だった!?」で紹介されていたキメッキメッは、昔ながらのスタイルの立ち飲みバルです。

まずは、ダークビールでひと息つきました。


スペイン語表記のメニュー。写真があればありがたいんですけどね~♪


チーズにドライトマト、アンチョビ。アンチョビの塩味を、クリーミーなチーズが中和してくれます。ワインが進むタパスでした。


チーズ、スモークサーモンに蜂蜜をかけた一品。


開店30分くらい経ったころ、テレビに出ていたお店のオーナーが登場。もちろん初対面ですが、番組で顔を見ていたせいか、妙に親近感を覚えました(笑)


タパスの盛り合わせと勘違いしてアソートを頼んだら、冷薫されたシーフードの一皿が・・・・・。


ビスケットを別注文し、載せていただきました。


小タマネギの酢漬けにイカを載せたタパス。ちょっと酸味がきつかったけど、これはこれでワインが進みます (^-^)ゞ


最後に、パプリカ、エビにキャビアを載せたタパスを注文。これが、この日一番美味しかったひと品でした。


狭い店内は客で一杯・・・・・。


海外旅行では、地元の人が通うローカルなスーパーを見て回るのが楽しみのひとつ。メトロ2号線のパラレル駅から新市街のマリア・クリスティーナ駅に移動し、カプラボ(Caprabo)に向かいました。


さすがに、生ハムの品揃えは豊富です。




その場で必要な量を切り分けてくれますし、試食もさせてもらえます。


バルセロナの街を歩いていると、オーストリアやオランダと同じく、颯爽と走る自転車をよく見かけます。車用の車線の外側に自転車専用レーンが整備されており、自転車のための信号がありました。


1882年に建設が始まったサグラダ・ファミリアは、ガウディ没後100年となる2026年の完成予定です。現在は、生誕のファサード及び受難のファサードそれぞれ4本の塔が完成していますが、今後は更に大規模な塔が建設されるほか、横方向にも拡張され、より存在感を高めていくようです。できればもう一度、完成後のサグラダ・ファミリアも見てみたいと思いました。

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コメント (6)
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