パラドクスの小匣

南原四郎、こと潮田文のブログです。

まるで手品

2011-02-15 13:23:47 | Weblog
 「豚飯」は、いささかイメージが悪かったかもしれない、と、アップされた文字面を見て考えた。

 でも、「豚飯」、けっこううまいのだ。

 特に、イワシとかサンマのような魚の「腸」は、子供の頃は嫌いだったが(たいがいの子供がそうだろう)、好きになった。

 しかし、その「腸」に食べたものがいっぱいに詰まっているよりも、空っぽ、つまり、空きっ腹の「腸」のほうが香りがあっておいしい。

 と、和歌山でサンマの丸干しをつくっている人がテレビで話していた。

 「サンマの丸干し」なんて、東京では見たことがないが、現地の人は、まさに「腹=腸」にかぶりつくようにして食べるのだそうだ。

 うまそうである。

 最近,健康のために毎朝、人参+リンゴジュースをジューサーで作って飲んでいるが,かなり大振りな人参が丸々一本、水も何も加えずに、コーヒーカップ一杯のさらさらしたジュースに変身するのを見て驚いている。

 まるで手品である。

 いったい、町で売られている、「百パーセント濃縮還元」をうたいものにしている野菜ジュースは、どのようにつくられているのか?

 家庭用ジューサーのように、原材料に含まれる水分だけで、あのような「ジュース状」になるのだとしたら,原材料は格段に安くとも、到底採算はあわないのではないか?

 次に驚いたのは,「搾りかす」の量の多さである。

 「搾りかす」、すなわち「ウ○コ」である。

 動物園の草食動物は、たとえば象なんか、ほとんど食べながらウ○コをしているようなものだが、宜なるかな、と思った。

 と、またまたイメージが落ちてしまった。