パラドクスの小匣

南原四郎、こと潮田文のブログです。

ショック!

2010-11-04 18:11:47 | Weblog
 早慶戦が優勝決定戦を兼ねるのは50年ぶりということで、ものすごい昔だなー、布製のグラブ、羽織袴でやってた頃かなと思ったら、例の安藤の6連投の時のことだった。

 ショックだった。

 なぜって、私、あれ見ている。

 まあ、高校に入ったばかりの年だったが、私は「仲間」という言葉があんまり好きではないので、周りの熱気に煽られて、一試合だけ見たものの、それだけで、それ以後は、早慶戦なんて、見向きもしなかった。

 しかし、斎藤君の「仲間」発言は受けるだろうなあ。

 「仲間」といえば、嵐の二宮が、とんがりコーンのCMで、「仲間か…」とぽつりとつぶやくシーンがあって、あれなんだったのだろうと、当時から思っていたが、改めて、なんなんだろう。

 水嶋ヒロの小説が400字詰め388枚だそうで、これは正直、すごい。

 で、テーマが、「自殺を防ごうとして努力する人」の話らしいのだが、まるでドストエフスキーだ。

 つごい。

 それで、テレビ記者が、出だしの一説だけ教えてくれないかと聞いたら、ダメ。

 じゃあ、出だしの単語一つだけ、と言ったらそれもダメ。

 じゃあ、出だしの1文字、だけ教えてくれと言ったら、それもダメだと。

 ポプラ社、それくらい教えたらどうか。

 面白いではないか。

 出だしの1文字が、「お」です。

 後は皆さん、想像してください、

 とか言えば、みんなそれなりに頭をひねり、宣伝にだってなるだろうに。

 機転の利かない社員だなあと思った。

 ちなみに、出だしが「お」の小説は、漱石の「坊っちゃん」です。

 「親譲りの無鉄砲で小供の頃から損ばかりしている。」