パラドクスの小匣

南原四郎、こと潮田文のブログです。

本当は怖い○○の話

2010-08-26 18:00:31 | Weblog
 小沢一郎が出馬声明。

 昨日の時点で,私は「きっと出る」と踏んでいたので、書き込もうと思ったが時間がなく、今日にしようと思ったら、今朝、出馬声明とかで、残念。

 なんで「きっと出る」と思ったかというと,小沢は昨日、どこかの集会で「代表選がどうのといった下世話なことは申しません」と言いながら,現状に対する危機感をかなり正直に話していた。

 だったら、きっと「出るだろう」と思ったのだ。

 私は前から書いているように、子供手当はあまり頭が良い政策と思えないけれど、「高速道路の無料化」と「農家に対する所得保障」政策には賛成なので,是非がんばってほしい。

 「農家に対する所得保障」に賛成なのは、現在の輸入価格に関税を上乗せして国内農家がペイできる価格に維持するという政策では、農産物価格の高止まりを意味するが、農家に直接金を渡せば、その農家は外国産農産物並みの価格で売ることができる。

 つまり、農産物価格が下がる可能性が高いわけで,だから消費者としても賛成な訳だ。

 高速道路の無料化については、みんな「経済問題」として論じているみたいだが,まずは、人々の生活の質の問題だいうことが忘れ去られている。

 そもそも自動車のメリットとは何かというと、目的地に早く着くことなんかではない。

 個人,あるいは家族単位でかたつむりのように必要最小限度の家財道具を積んで、自分の好きなように移動できるところに自動車という道具のメリットがある。

 つまり、生活の質の向上に寄与するのだ。

 列車とか飛行機ではこういうことはできない。

 まあ要するに、高速道路が無料化になれば、人々の行動が活発化することはまちがいない。

 あと、在日外国人の地方政治への参政権付与にも賛成だ。

 これは、実質的には在日朝鮮人が対象になるわけだが,参政権を与えると同時に、歴史問題については解決済み、というと、向こうも納得し難いだろうから、学者の討論に任せるとすればいいのじゃないかと思う。

 今の菅内閣のように、参政権問題が決着する前に歴史問題で配慮しちゃうと、肝心の参政権の行方次第で、せっかくの歴史問題に関する譲歩、配慮がまったくの「無」に帰しかねない。

 しかしここで問題になるのが,「在日特権を許さぬ市民の会」の存在だ。

 周知の通りというか、マスコミではまったく触れられていないが、彼らが小沢を告発している。

 彼らがつい先日、京都の朝鮮人学校の授業妨害で逮捕されたときにも、それが小沢を告発している団体だということをマスコミは、相変わらず一言も触れない。

 そもそも「在特会」の目的は、小沢の金銭問題なんかじゃなく「参政権問題つぶし」にあったのだから、その推進役、小沢が首相になったら、テロに出る可能性はかなりあると思う。

 もしそうなったらその時,マスコミはなんと言うのか。

 ウィキペディアで同会のことを調べようと思ったら、同会から苦情が出たとかで,記事が削除されていた。

 要するに,やっぱり、怖いのか。