パラドクスの小匣

南原四郎、こと潮田文のブログです。

それを言っちゃおしまいでしょ

2010-01-26 13:44:16 | Weblog
 タイに活路を求めた青年の面接がどうなったか、番組を最後まで見なかったのでわからないのだが、同青年は、面接者である社長に、弊社を希望した動機を聞かれ、「今まで私を馬鹿にしてきた世間を見返したいので」と答えていた。

 あちゃー。

 それを言ってはおしまいでしょ。

 結果、断られる→世間を見返したい思いが募って、また口にしてしまう→断られる。

 この繰り返しになる。

 この悪循環は取材スタッフがアドバイスするか(そしてその場面をカメラに収めるとか)、採用者側が、「気持ちはわかるが、そんなことを言っちゃだめ」と諭した上で採用するかしかないだろう。

 実際、「世間を見返す」なんて動機は、就職できればそれで消えてしまう。

 あ、いや、この青年はすでに食品会社を首になったんだったっけ。

 う~ん。

 ところで、鳩山は何を考えてんだ。

 去年、鳩山は、来年一月の名護市市長選挙の結果を待つみたいなことを言ったが、名護市市長選挙で民主党は、移設反対派の候補を推薦しているのだから、「結果を待つ」は、反対派市長の勝利を期待して待つという意味で、だったら、「ゼロベースで議論する」、「選挙結果に完全に縛られるものではない」なんて台詞は出てこないはずなのに‥。