ドッグシェルター

保護犬の紹介、お知らせ、ご支援のお願い

シェルターがあってこそ救えた命たち

2007年08月18日 | Weblog
くるみ、ラッシーを引き取って上げれたのも、シェルターの存在が
あったからです。シェルターがなければわざわざ鹿児島から引き受けるなど
大それたことは絶対に考えられませんでした。
DSVの保護犬は圧倒的にMIX犬や雑種が大多数を占めています。
里親探しの際、純潔犬か雑種、MIXの違いだけで驚くほどの
反応の違いが明らかになります。
性格も良く賢い、飼いやすさの面では雑種の方が優秀な子たちもたくさん
います。だけど捨てられるのも、里親が決まりにくいのも
圧倒的に雑種が多いのです。
里親が決まりにくい=保護が長引く
現に徳島多頭飼育から引き取ったジョイと太郎ベイなど、
お一人も希望者すら現れません。シェルターがあったからこそ救えた命、
それでも、残念なことにジョイ、太郎ベイに向けられた支援さえありません。

のこ、シロ、ジョイ、太郎ベイが今でも徳島多頭飼育にいたら
どうなっていたでしょう?劣悪な環境なだけに想像はつきます。

保護という活動は毎日毎日同じことの繰り返し、いかなる日であろうが
お世話を欠かすことはできません。
衛生管理を保つ為に常に排泄物の処理、清潔な犬舎部屋の心がけ、清掃
身体のケアー、シャンプー
ブラッシング、健康チェツク、医療面でのケアー、毎日のお散歩
身勝手な人間の都合は通用しません。
シェルター運営はビジネスでもなくお金儲けでもないのです。
仕方なくシェルターで過ごす子達にして上げれることは
愛情だけでは成し得ません。
資金がなければ与えたいものも与えて上げれません。
作りたいものも作って上げれません。
病気のケアーもして上げれません。

地道で目立たない保護活動にはご支援が集まらないのが現実のようです。

それでも、雑種犬達をこれからも救って上げたいです。
殺処分頭数NO1は雑種犬達なんです。
犬種差別をしないで下さい。
雑種犬達を救わなければ殺処分頭数は減りません。
どうか、この子達に暖かいご支援を送って上げて下さい。