このブログもお休みしたいと思いつつ惰性で正月から続けている。お正月が過ぎたから休もうかとも考えつつ・・・。
さて、このブログも冬枯れである。つまりネタぎれ、画像ぎれ。
そこで毎年冬のブログでは何を書いていたのだろう。そう思って過去ログを引いてみた。前年はドローイングが多かったし、前々年は新幹線通勤をしていたので車窓撮影ばかりだった。寒雪の滋賀県や関ヶ原を、暖かい新幹線の中から撮影するというズボラな方法にしばらくはまっていた。
この先一ヶ月ほどは、寒くなるので外へ出かけたくない。
芸術系出身の常として、かって勉強したデッサンの感覚を忘れないために、クロッキーは定期的に描いている。あろうことか次第に下手になってゆく(笑)。それは集中力が減退しているとか、描いたクロッキーを復習するという努力をしていないからだろう。いつも復習しようとおもっているが、雑事に追われ次のクロッキー教室の日がきてしまう。
最近Pintarestが時折人体デッサン画像のアップを知らせてくる。だからクロッキーの画像をストックしておく。それを勉強の肥やしにしようと思っているが、雑事に追われ眺めるだけ。そうしていると最近の漫画家は、人体デッサンが旨い。なるほどこういう表現になるかと、こちらが勉強になる。
もちろん漫画で描く人体とデッサンとしてのクロッキーは、少しばかり違うのだけど、基本は人間だから大体似たようなもの。
さて、このときのクロッキーを振り返ってみると、モデルさんの腰がかけていないし上半身と腰とがアンバランスだ。腰を前に突き出しているのだが股間の位置が違う、胸ももう少し綺麗だったはずだし、空間感が希薄だ。いつも最初の1枚の10分ポーズは全く描けないのが常。こちらも枯れている気分だ。
まあ手が勝手に動いちゃった。そんなわけで全体のプロポーションがおかしい。しかしモデルさんのボディは、小顔でダンスなどで鍛えられていて筋肉質なところが面白い。
ふと思うが昔の絵画には美人画というジャンルがあったけど、リアル社会の現在では美人という概念がすでに存在しない。女性の魅力というのは、顔の形つまりは頭蓋骨の形だけでは決まらないし、むしろキャラクターやボディが醸し出す空気とか気配みたいところに魅力がある。このモデルさんにはそんな空気があったと思われる。
そんなわけで、冬枯れのシーズンは、先ずはドローイングからはじめよう。
クロッキー帳NO41.2018,12,26
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます