Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

ドローイング201. クリスマス

2019年12月25日 | drawing

 年末の気候っていつも同じ・・・、あたりまえか。

 それも寒くて曇天の気が滅入りそうにな陰鬱な日々がつづく。ヨーロッパの冬も厚い雲が広がるが、それよりははるかに湿度が高く氷雨と言う言葉がぴったりの雨。もちろん気分は大いに憂鬱。だから空を見上げながら、スカッと晴天にならないかなと思う。

 まして今日は恋人達のクリスマスイブあけだ。

 あるブログで、男を押し倒して恋人にしたという記述があった。うーーん、そこまで女に惚れさせるとは素晴らしいじゃんと思っていた。そういうのを男冥利につきるというのだろうか。

 昔の歌に「神田川」があった。

あなたはもう忘れたかしら

赤い手ぬぐいマフラーにして

二人で行った横町の風呂屋

・・・・・

窓の下には神田川、三畳一間の小さな下宿・・・・

・・・

作詞:喜多條忠

 三畳一間の下宿で愛をはぐくむというのは、当時の若い世代の共感をえた。そうした同棲生活の時代だった。そんな喜多條忠が通っていた早稲田大学の界隈は、今では下宿がワンルームマンションに変わり横町の風呂屋はない。

 なんでもないしごく普通の日常生活にこそ人間達の生の息づかいがある、とする精神は今も受け継がれているようだ。よく考えれば、それは当たり前の話なのだが。

 そんなのは貧乏くさい!!、とその後に登場したのは松任谷由実だった。

・・・・

恋人はサンタクロース

ほんとうはサンタクロースつむじ風追い越して

・・・・

作詞:松任谷由実

 感性を感じさせてくれる歌詞に、そこから時代が1つ次に進んだと感じた時だった。クリスマスになると、いつもそんな時間の経過を思い出す。

 そういえば、この画像のポーズ、大臀筋から大腿筋に続くボリュームが色っぽい。女の後姿って結構色っぽく描けちゃう。そんなのに関心がそれていると、肝心の仕事が先に進まない。

 肝心の仕事の1つがこれ。

 日本建築の屋根の3DCGは、ひとつながりの部材としてつくると、先ず斜めの屋根部材だから図面で同じ形状になるのは屋根板の断面部分だけ。それを押し出しても端部の三角形はつくれない。後は三角関数をつかって計測しなきゃ。しかも微妙なむくりがつき、大変ゆるやかな曲面だから、どうすんだこれはと悩ましい。最初からCADソフトでつくっておけばよかったか。

 ちなみにフィギャーソフトを使うと女のボディは見事なまでに美しくつくってくれますが、不思議なことに色気は皆無ですね。やはりデッサンの曖昧さが、色気を感じさせてくれるのだろう。


 

クロッキー帳46.

3DCG :StrataDesign3DCXJ

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