みことばざんまい

聖書を原典から読み解いていくことの醍醐味。この体験はまさに目からウロコ。

#22 The Days of Vengeance, NO.22

2024年06月24日 | 報復の日々

p88~
Recapitulation of Covenantal History
The Letters to The Seven Churches  
Part Two: The Seven Letters 
The Days of Vengeance
David Chilton

◇◇

黙示録2-3

5.サルディスにある教会(3 :l-6)

この箇所のイメージは、後半の預言的期間から王国の終わりまでの期間に由来する。

この間、不従順な契約の民は打ち負かされて、捕囚に捕られた。

この教会の「生きている」という評判は、実は「死んでいる」というものだった。

「目を覚ませ」「とどまっている者たちに力を与えよ」という激励。

信仰心のある少数の者たちは皆、背教の時にあって、残されし者たちという預言的ことばの記憶 (Isa. 1:5-23; 6:9-13; 65:8-16; Jer. 7:1-7; 8:11-12; Ezek. 37:1-14)。

エレミア8:11-12
Jer 8:11  彼らは、わたしの民の娘の傷を手軽にいやし、平安がないのに、『平安だ、平安だ。』と言っている。 
Jer 8:12  彼らは忌みきらうべきことをして、恥を見ただろうか。彼らは少しも恥じず、恥じることも知らない。だから、彼らは、倒れる者の中に倒れ、彼らの刑罰の時、よろめき倒れる。」と主は仰せられる。 


身近に迫る裁きに対する警告 (Isa. 1:24-31; 2:12-21; 26:20-21; Jer. 4:5-31; 7:12-15; 11:9-13; Mic. 1:2-7; Zeph. 1)。

イザヤ26:20-21
Isa 26:20  さあ、わが民よ。あなたの部屋にはいり、うしろの戸を閉じよ。憤りの過ぎるまで、ほんのしばらく、身を隠せ。 
Isa 26:21  見よ。主はご自分の住まいから出て来て、地に住む者の罪を罰せられるからだ。地はその上に流された血を現わし、その上で殺された者たちを、もう、おおうことをしない。

6.フィラデルフィアにある教会(3:7-13) 

エズラとネヘミアの下でバビロン捕囚から生還したことが、このメッセージに反映されている。

礼拝堂とエルサレムの再建、そして神殿のイメージが書かれている(cf. the prophecies of Haggai, Zechariah, and Malachi)。

捕囚から生還したユダヤ人のようなフィラデルフィア人は、少しばかりの権力しかなかった。

ユダヤ人か、ユダヤ人ではないとする、サタンの礼拝堂に関する記載は、偽ユダヤ人との闘いを思い起こさせる(エズラ記4章、ネヘミア記4,6,13章)。

来たるべき「試練の時」(それは全世界に到来しつつあったが)への警戒は、その地に住む者たちに対するものだった。

アンティオコス4世エピファネスの下で苦しめられていた艱難を思い起こす (cf. Dan. 8 and 11)。

しかし、キリストは勝利者に約束する。

彼を神殿における柱とし、新エルサレムの祝福を共有する者とすることを。

 

 

この記事についてブログを書く
« #21 The Days of Vengeance, ... | トップ | #23 The Days of Vengeance, ... »