☞ The Key to a Transformed Life: Ultimately with R.C. Sproul
最初から2分37秒まで。
ローマ12:2
あなたがたはこの世に倣ってはなりません。むしろ、心を新たにして自分を変えていただき、何が神の御心であるか、何が善いことで、神に喜ばれ、また完全なことであるかをわきまえるようになりなさい。
(新共同訳)
狭き道を歩んでいくための道標。
conform:同化する、同質化する、共存する、
transform:変容する、変化する、超越する
◇◇
思春期に入った時、人生において最も強力な駆動力となったのは、「あれ」と一緒でいたいと思う願望だった。
目立ちたくはないが、その一方で、気味が悪いとか、奇怪だとか、あまり親しくないとか、思われたくはないと思う。
この世と同化(conform)せず、超越させて(transform)頂きなさい。
ローマ書12章において鍵となる、これらふたつのことばに注目して頂きたい。
ひとつは、同化する(conform)で、もうひとつは、超越する(transform)。
これらのことばは、同じ語幹formを持っています.
形(form)、すなわち形態(morphology)は、物の構造と関係があります。
どのように物事が組み立てられているのか、それらはどのようであるか。
それらはどのように形作られているか、それらはどのように建てられているのか。
などなど。
しかしながら、これら2つのことばの違いは、語幹に付されている接頭語の違いにあります。
最初の例、接頭語conについて。
conということばの由来を理解するために、古代のことばを習得する必要はありません。
では、接頭語conの意味とは何でしょうか。
with(共に在る)という意味であります。
ローマに住んでいたクリスチャンに、パウロは「この世に同化(と共存)してはならない」と言いました。
子どもだった頃、私たちは同化することは難しいことでした。
思春期に入ると、最も強力な駆動力となったのは、「あれ」と一緒にいたいと思う願望でした。
若い時、私たちに降りかかった最悪の判断は、「それ」の外にいるのではないかと考えることでした。
自分たちがいる文化が何であれ、、私たちは目立ちたくはないが、その一方で、気味が悪いとか、奇怪だとか、あまり親しくないとか思われたくない。
パウロは、「同化するな」と言います。
同化するのではなく、クリスチャンは超越(transform)するために召されている。