みことばざんまい

聖書を原典から読み解いていくことの醍醐味。この体験はまさに目からウロコ。

The Problem Of Our Sins, #4

2014年09月21日 | 聖書研究・信仰
ローマ3:9
では、どうなのか。わたしたちには優れた点があるのでしょうか。
全くありません。既に指摘したように、ユダヤ人もギリシア人も
皆、罪の下にあるのです。
(新共同訳)


What then? are we better than they? No, in no wise:
for we have before proved both Jews and Gentiles,
that they are all under sin;
(KJV)

人の本性である原罪Sinの発露が神に対する不従順だ。原罪により、人は神と分断され、神から引き離される。結果、神は人と交わることができなくなる(真に交わりたいのは人の方ではなく神の方なのだ)。神との交わりを妨げている何か、それが原罪Sinだ。だから、神は「人は皆、罪の下にある。交わりたくても交わることができない」と嘆いているのだ。

原罪Sinのレプリカが罪々sins。従って、原版であるSinがある限りレプリカは複製され続ける。つまり、我々の本性であるSinを抹殺し、新生(再生ではだめ)しない限り、我々は永遠に罪々sinsを犯し続ける。

乳飲み子が罪々sinsを犯しているのを見たことがあるか。絶対にない。何故か。答えは簡単だ。しゃべれないからだ。言葉を話せないので罪々sinsを犯すことができないのだ。しかし、この聖句にあるように、たとえ赤ん坊と言えども罪Sinの下にあるはずだ。するとどうなのか。これ以上時間を裂くのは止めておくが、罪々sinsを犯すことができないという点では、我々大人よりもはるかに神の国に近いということが言えるのではないだろうか。

*新生→抹殺し、新生